バックパック、トートバッグ、ショルダーバッグ。自宅を漁ればたくさんのバッグが眠っています。
十数種類も持っているはずなのに、毎日使うバッグは一緒。たまに気分を変えたくて違うバッグを使う時もありますが、365日のうち200日以上は同じバッグを使っています。
そんな僕を虜にしたバッグが、Incaseの「CITY COLLECTION COMPACT」というバッグパック。
以前にもレビューしているこのバッグ。
気が付けばもう二年以上もずっとこのバッグばかりを持ち出していて、くたっとした見た目になってきました。いつも僕の持ち物を支えてくれるこのバッグに愛をこめて、再度魅力について語ってみたいと思います。
デザイン・機能共に優れたIncaseのバックパック
僕がずっと使っているバックパックは、IncaseというメーカーのCITY COLLECTION COMPACT BACKPACK。
二年も前のモデルなので、現行品は少しバージョンアップしているかと思うのですが、機能的には概ね同じ。街中でもちょくちょく背負っている人を見かけるくらい人気のモデルです。
余談ですが、IncaseはApple唯一の公認ブランド。1997年の設立以来、優れたデザイン性を維持しつつもiPhoneやiPadなどのプロテクションや収納、持ち運びに特化したプロダクトを作り続けているメーカーです。
「これからブログや写真を頑張っていくのに良いバッグを持たなくては!」と思っているときにトバログが使っているのをおすすめしてくれて、購入に至りました。
「黒一色…?なんかノッペリしたバックパックだな…」
とか当時は思ったり。プチプラ商品ばっかり購入していた僕にとっては、1万円以上するこのバックパックが高く見えました。
しかしながら、今思えば良い決断をしたと思っています。機能も容量も、大変満足できるバックパックです。
MacBookを安全に収納できる、メインポケット
CITY COLLECTION COMPACT BACKPACKは、とにかくなんでもポンポン入れられるのが良い。20Lの容量までモノをいれることができます。
メインポケットの仕切りはMacBookなどのノートPCやタブレットが入るスペースのものと、逆の側面についているメッシュの仕切りのふたつ。メッシュ側にはモバイルバッテリーなどをよく収納しています。
ノートPC用の仕切りはしっかりと厚みとクッション性があって、安心感があります。ちょっと殴られたくらいだったら大丈夫なレベル。
MacBook用のケースなどを別で購入していないので、こういうクッション性のあるポケットが付いていると安心感があります。
今日のメインポケットにはこんなにモノが入っていました。ノートPCだけでなくカメラや三脚、レンズだってすっぽりと収納できてしまいます。
普段から欲張っていろんなものを持ち歩く僕にとって、これだけ容量が大きければ普段使いには十分。旅行や仕事の時も、ちょっとしたものであればこのバックパック一つにすべてを詰め込んで出かけています。
マチも十分なサブポケット
CITY COLLECTION COMPACT BACKPACKのサブポケットもお気に入り。なんせたくさんものが入るんです。
感覚的にはちょっとしたポーチに近い。僕の場合、小物はすべてここ。鍵もケーブルも、イヤホンも名刺入れも全部この再度ポケットに突っ込んでしまっています。内壁はふわふわを気持ちよい手触りで、クッション性も十分。
ポーチでまとめてメインポケットにずぼっと入れたい気持ちもあるのですが、いまいちピンとくるものがなくてこんな感じの運用になっています。
入っているものを並べるとこの通り。ペンやいざとなった時の洗顔も入っていました。笑
余談ですが、この小分けになっている洗顔はおすすめ。一つあれば旅先でささっと顔を洗ってスッキリとリフレッシュできます。
書類なども入れられるサイドポケット
少し薄めのサイドポケットも使い勝手が良い。iPadが入るくらいの大きさでしっかりと仕切りがあるので、ちょっとした書類や本を入れるのに使っています。
最近はできるだけ本を読むように努力をしていて、常に閲読中の本がここに収納されています。今読んでいる本はこちらの『なぜゴッホは貧乏で、ピカソは金持ちだったのか?』という本。
仕切りの外側には充電器を。ただしこのサイドポケットは若干布が薄いので、電子機器を入れる場合は強くぶつけないように注意が必要です。
土砂降りの雨の際はあまり濡れすぎると少し水がしみてきてしまいます。天候によって入れる場所をちょくちょく変えたりするのがおすすめ。
重い荷物を入れても、負担がかからない構造
ここまで書いたことを一言でまとめると、
「とにかく容量が大きい」
ということに尽きる。実際にすべてのポケットの物を取り出すと、こんなにモノが入っていました。我ながらよくこんなに多くの物を持ち運んでいるなと思いますが、持ち運べているのはこのバックパックのおかげ。
たぶん容量が大きいというだけならほかのバックパックでも同じようなものがあるとは思うのです。だけどこのバッグを使い続けるのは、肩ベルトの部分が素晴らしいから。
クッションのおかげか、その広い幅のおかげか。CITY COLLECTION COMPACT BACKPACKの肩ベルトによって、多くの荷物を入れてもそれほど重さを感じません。
たくさん荷物を入れても長時間背負ってられるこのフィット感がやめられず、二年もずっと使い続けています。
たくさんのモノを持ち歩ける、僕の相棒
バックパックで1万円台というと、そこまで高い部類のモノではないと思います。むしろ値段の割には容量・クッションなどの品質は良いはず。
2年前はバックパックに1万円も使うという感覚がなかったので購入するときには相当悩みました。今思えばこの買い物をしてから”少し高くても、納得できるモノを買うほうが良い”という感覚が付いたかも。
そんな、かなり思い入れの深いバックパック。これからもこいつと、もっと旅に出ようと思います。
関連:バッグハンガーも一緒に持ち歩く
普段はこのバックパックの持ち手の部分に、Clipaというバッグハンガーを付けて持ち歩いています。
これがあればカフェなどでも床にバッグを置くことなく作業ができる。僕の大事なバックパックのお供です。