【レビュー】SONYの万能APS-Cレンズ SELP18105Gが動画にもスチル撮影にもおすすめ。

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まだまだカメラを始めてから間もないのですが、最近感じていることが一つあります。写真の良し悪しを決めるのは本体ではなくレンズである。

ということ。もちろん最近のカメラ本体はすごくて、ひと昔前のカメラからは考えられないくらいに進化を遂げています。それに間違いなく、良いレンズを使って良い本体を使ってもウデがないと人を感動させる写真は撮れない。

「人を感動させる写真」とまではいかなくても、「良い写真」はレンズを変えると撮れることがあります。画角も違うし、見える世界が変わる。

今回は僕が悩んだ末に買ったSONY(ソニー)純正のレンズ SELP18105Gをレビューしていきたいと思います。

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電動ズーム付きレンズ SELP18105G レビュー

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今回悩みに悩んだ末に購入したのがこちらのズームレンズ。SONY(ソニー)純正のズームレンズ「SELP18105G(EP Z 18-105mm F4 G OSS)」です。

以前に「α7RⅡ(α7系統)用の広角ズームレンズは何が良い?店員さんに相談してきた」という記事で迷っていたレンズのうちの一つを購入したことになります。

購入の一番の決め手はその軽さ。427gなのでズームレンズにしては非常に軽く、かつ広角から高倍率ズームまでいける。また、電動ズーム付きなので特に動画向きのレンズとも言えます。

Eマウントの中ではめちゃくちゃ人気のレンズ

最近FE 24-105mm F4 Gというフルサイズズームレンズが発売して、それに人気を取られつつありますが、それでもまだまだ人気のレンズ。

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APS-CのEマウントレンズだと堂々の一位です。2013年発売なのに、今でもかなり在庫の少ないレンズなのです。。

僕が購入した時は電気屋さんもソニーストアも回りましたが、新品は1ヶ月半待ち。そんなに待てないので美品をヤフオクで競り落としました!・・・それでも新品とほとんど価格は変化ないですけどね。

35mm換算で27~157.5mmをカバーしつつF4固定

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スペック表はこちら。

商品名 E PZ 1h-105mm F4 G OSS
型名 SELP18105G
マウント ソニー Eマウント
焦点距離(画角) 18-105
F値 4~22
レンズ構成 12群16枚
絞り羽根枚数 7 枚
最短商店距離 0.45 m
最大撮影倍率 0.11 倍
手ブレ補正 あり
フィルター径 72mm
重量 427 g

焦点距離は18-105mmですがAPS-C専用のレンズなので、フルサイズ換算で27~157.5mmとなっていますね。

ズームしても最低F値は4固定なので、望遠側であれば割と自然なボケ感を得られるのでポートレートにも行けるんじゃないかなと感じました。

27mmであればそこそこ満足できる程度の広角からも得られるので、汎用性はめちゃくちゃ高い。何よりズームレンズなのに427gという軽さが大きい。旅行にもこれ一本で乗り切れそうです。

SELP18105の良いところ

迷っていたレンズの中でこいつを選んだ理由は3つ。「軽さ」「安さ」「電動ズーム」の3つです。

広範囲ズームにも関わらず427gという軽さ

さっきから何回も言いますけど、まずは軽さよ。レンズは写りが良くても軽さがないとダメだと僕は思っています。笑

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ズームレンズの中でも18~105mmなど広範囲をカバーしているものだと大きくて思いレンズばかりがラインナップする中、こいつは500gを切ってきます。

もちろん単焦点レンズなどから比べると重いと感じることは否めない。ですがこの大きさからすると軽いことが持ってみるとわかります。

 

普通にこのレンズの大きさであれば「アッ、軽いね」と直感的にわかるレンズです。特に僕はα7RⅡでこのレンズを使っているのでそう思うのかも。

α6000以前のカメラであればちょっとレンズの方が重く感じるかもしれませんが、機能性を考えると苦痛ではないでしょう。

Gレンズで5万円という安さ

GレンズというとSony純正のレンズの中でも少し良いランクのレンズ。それが・・・5万。

正直これだけズームできて、F4が通しで利用できて、あとから説明する電動ズームもついてこの安さはびっくり。

 

確かに「フルサイズ対応して欲しかった」みたいな要望はあるのですが、電動ズームを搭載したフルサイズ対応レンズ、いわゆる「シネレンズ」は30万以上するらしいと電気屋さんで聞きました。

静かで滑らかなズームを実現する電動ズーム

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3つめのポイントはこの電動ズーム。

普通レンズ側でズームをする時はズームリングを回すしか方法がないのですが、このレンズはビデオカメラのような操作でズーム機能が利用できます。

これによって動画撮影時のブレを防ぐとともにかなり静かなズーム動作を実現しています。本当、撮影していてもズーム&フォーカス音はほとんどゼロに近いです。動画を撮ってみればわかる。

 

電動ズームであれば一定のスピードでズームできたり、ズーム時にカメラを揺らさずにできます。

また、今回のSELP18105Gは「SELPレンズ」というもので、外部のリモコンからズームを操作することができます。

SONY リモートコマンダー RM-VPR1
ソニー(SONY)

これあれば動画撮影は便利やなぁ・・・あ、ちなみにこのリモコン自体、Eマウントでは下記機種に対応しているそうです。

リモコン対応ミラーレス一眼

  • α9
  • α7系統すべて
  • α6500
  • α6400
  • α6300
  • α6000
  • α5100
  • α5000
  • NEX-3N

まぁあまりに古いモデルでなければすべて対応していると考えて差し支えないかと思います。

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SELP18105Gの欠点

一見して素晴らしいレンズに見えるSELP18105Gですが、使って感じた欠点や巷で言われている噂なども含めて、ちょっとご紹介しておきたいと思います。

周辺での歪みについて

レビューなどを見ていると

「周辺の歪みがひどい」

などと書いているものがあるのですが、正直ほとんど気になりません。比較してみると確かに歪んでいる部分はあるのかもしれませんが、素人目にわかるほどは歪んでいないような気もします。

また、単焦点レンズなどと比較すると確かに描写が若干甘い部分もありますが、その点は他のズームレンズにも言えること。むしろ下手なズームレンズと比較するとだいぶマシなのでは…と思います。

この辺は後ほど後ほど作例を掲載しますので、自分で確認してみてください。

ズームの遅延について

このレンズの特徴の一つである電動ズーム(パワーズーム)。先ほども紹介した通り、静かで筒も伸びないし良いことづくしに見えるのですが、一点だけきになる部分が。

ズームの遅延です。

ズームするには

  • レンズ横のパワーズームを押す
  • ズームリングを回す
  • リモコンで操作する

などの方法がありますが、どれを使っても若干遅延は起こります。ズームがリアルタイムではありません。

といっても、この程度であればビデオカメラと同じか、使いやすさではそれ以上なのであまり気にならないかもしれません。実のところ僕も困ったことはありません。

ただ、どうしても気になる方はいらっしゃると思いますので、念の為ご注意を。

SELP18105Gの作例をご紹介

さて、実際に撮影してみた作例をご紹介します。

18105g test 5

ISO:100,SS:1/500,焦点距離:105mm(157.5mm),F値:4,カメラ:α7RⅡ,レンズ:SELP18105G

まずはこちら、出社前にパシャッと撮影してきました。こちらは無加工の写真。・・・どうです?かなり発色が良いような気がします。この部分はさすがGレンズという感じ。

望遠端で撮影しているのですが、ほとんど周辺の歪みは感じませんでした。それよりも予想の倍くらいふわっとしているボケ感などの方が目に入ります。

18105g test 8

ISO:100,SS:1/250,焦点距離:105mm(157.5mm),F値:4,カメラ:α7RⅡ,レンズ:SELP18105G

こちらも無加工。

色の発色が素晴らしい・・・この色味自体はα7RⅡの影響もあるのかもしれませんが、実際安いレンズだとコントラストが低く眠い写真となってしまうこともあるのですが、この写真を撮ってみてびっくり。

この赤。無加工で十分いけるやん。

18105g test 1

ISO:1600,SS:1/125,焦点距離:18mm(27mm),F値:20,カメラ:α7RⅡ,レンズ:SELP18105G

こちらは木漏れ日を撮影。もちろん無加工。

F値をがっつりあげているのですが、出社の際にあまり時間がなかったので手持ちで撮影。故にISOが1600まで上がってしまいました。

すこーしノイズが気になるかもしれませんが、まぁそこをフルサイズのレンズと比較してはいけませんね。。

 

僕自身あまりフレア耐性についてなどは気にしていなかったのですが、これだけ光が入ってこの程度であればかなりフレア耐性も良いのではないでしょうか。

18105 zoom 1

最後にこんな写真も。

これはちょっと都会っぽく加工しました。赤坂見附の鉄橋のところにゴリラポッドを装着してズームしながら露光しています。

こんなに綺麗に「ズーミン!!」という写真が撮れるのは気持ち良いですね〜・・・こういうズーム感を楽に出せるのはやはりこの電子ズームならではなのではないでしょうか。

SELP18105Gを持ってフォトウォークへ。

Takesanpo 11

先日、こちらのレンズを持って大阪にフォトウォークに行ってきました。スナップでは瞬発力が大事。自分のおもった画角ですぐに撮影ができるズームレンズはかなり便利に感じました。

Takesanpo 12

風景画とかはこれで十分ですね〜!

α7RⅡにつけているとはいえAPS-Cのクロップで1800万画素くらいとなってしまっているので、画素ちょっと足りないかな・・・とか思いましたが、全然平気。

Takesanpo 22

最短焦点距離は0.45mと少し長いように感じますが、ズーム域が広いのでブツ撮りも全然いける。F4で望遠側を利用すればかなりしっかりとボケ感が得られます。

その他ここでは紹介できない写真たちもたくさんあるので、フォトウォークの記事も是非みてくださいね!

SELP18105Gを使ってみて感じたこと

実際に数ヶ月使ってみて感じたこともざっくりと書き記しておきます。

手ブレ補正がかなりしっかりとしている

手ブレ補正はかなりしっかりとしています。

特に広角側ではほとんど手ブレせずに撮影が可能。多分1/13くらいでも基本は手ブレなしで撮影できるほど、手ブレ補正はがっつりと効きます。

動画撮影の時にもこの手ブレ補正機能はめちゃくちゃ重宝します。

APS-Cセンサーなのでノイズは少し注意

F値は4で通し。18~105mmまで撮影可能。

これだけ万能なレンズですが、やはりAPS-Cレンズなので少しノイズには気をつける必要があります。特に僕はα7RⅡのSuper35mmモードを利用して撮影しているので、普段のフルサイズと同じように撮影すると少し気になります。

別の記事でSuper35mmでどこまでノイズが入ってしまうのか、画質が落ちてしまうのかを検証していますので、ぜひ参考にしてください。

スチルにもいい、万能なレンズ

電動ズームがあるので動画はもちろん、スチル撮影でもかなり重宝するレンズ。この大きさの割にかなり軽いレンズなので、ほとんどの場合はこのレンズで撮影しています。

さすがに暗くなった後にこのレンズで撮影すると少しノイズが気になるので、その際にはフルサイズレンズを使っていますが、まぁ撮影は昼の方が多いですよね。笑

噂となっている歪みも気になるほどではないし、価格もかなりリーズナブルでこのコントラストであれば大満足。APS-C用のEマウントレンズとしては超おすすめです。

Eマウントはよいレンズがまだまだ、ある

APS-C用のEマウントレンズの総まとめ

今回ご紹介した18-105mm F4のレンズはかなり万能で写りもよく、動画にも利用できるレンズ。一つあればだいたいの写真は取れてしまいます。

Sonyのレンズはこういう優秀なレンズがまだまだあります。別の記事でAPS-C用のEマウントレンズをまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

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