だれでも、一番が好き。好きだよね?好きです。
人間(特に男の子)はなんでも一番が好きなもんでして、小さい頃とかはよく何段目の階段から飛び降りられるかとかを競っていました。どんなに足が痛くてもやってた。
さすがにその時のようにはしゃぐことは今ではできませんが、なんでも一番を求める精神はまだ胸の奥におります。その精神は食にも伝播し、ハンバーガーに。周りのハンバーガーマニアが口を揃えて「ここのハンバーガーが一番かもしれない」という池袋のNo.18に行ってきたのですが、やばいよ、これ。
池袋にあるバーガーショップ『No.18』
池袋から歩くこと10分とちょっと。賑やかな街を通り抜け、少し静かになってきたところでさらに横道に入るとそのお店はあります。
池袋の『No.18』というお店。ずっと前から行きたかったお店の一つです。
店内はカウンター6席、テーブルできるように、店内はこれ以上広くしないんだとか。その視点は今までなかった…
平日の昼間にお伺いしたので今回はすぐ席につけましたが、休日なんかは行列ができるくらい人気なんだそう。いける方は平日の昼くらいにお伺いするのがベストです。
シンプルなメニュー一覧
ハンバーガーショップというと、基本のハンバーガーにトッピングする形で無数のメニューが並んでいる印象ですが、No.18はかなりシンプル。
ベーコンチーズバーガーやテリヤキバーガーなどを含めた全10種類がラインナップされています。
どれも美味しそうだけど…初めて行くハンバーガーショップではアボカドチーズバーガーをいただくという鉄の掟が僕にはあるので、今回も例に漏れず注文。
ランチタイムなので+150円でポテトorサラダのセット、さらに+150円でドリンクがセットになるとのこと。ここは安定のポテトとコーラを注文しました。
『まるでコース料理』の意味がわかるハンバーガー
ハンバーガーを実食する前に、その調理過程について語らせてください。今回座ったカウンター席から厨房が丸見えだったのですが、いやはや感動しました。
パティ(肉)はフライパンで強火でグリル。フライパンから出た瞬間に肉汁が滲みでています。そこにチーズ、からのチーズ。
そして炙るやん。
野菜はレタス・トマトが入ってくるのですが、レタスはしっかりと折りたたまれているしトマトは芯を取って食べやすくされています。トッピングのアボカドは芸術的にスライスされていて、丁寧に丁寧に作られていくその姿についつい目が持って行かれる。
そしてきたのがこちら。アボカドチーズバーガー(1,300円)。
肉汁かチーズかわかりませんが、アボカドが光っている。今にもかぶりつきそうな自分の気持ちを抑えて、バーガー袋へ。
そして一口。
…うますぎる。口に入れた瞬間にめちゃくちゃパンチのある肉の香り。これがフライパンでグリルしただけ…?そうは思えないパンチが広がります。
すかさず舌に乗ってくるのはオレンジマスタードソース。ほのかな甘みが肉の旨味を包み込み、他の野菜と引き合わせます。
どこのハンバーガーを食べてもそこはかとない「ジャンク感」があるはずが、このハンバーガーには、ない。それほど絶妙な味わいと肉の旨味。
そういえば、よくよく見るとハンバーガーの並びが普通と違うんじゃないか?よく見るハンバーガーはハンバーガーは上から
アボカド → パティ → トマト → レタス
の順番ですが、このバーガーは
アボカド → トマト → レタス → パティ
の順番。このおかげもあってか、まず一口目でガツンと肉のうまみが広がるのかもしれない。しっかりと一つ一つの食材を感じるのに、絶妙な綱渡りで調和を保っています。本当に、コース料理をいただいているみたい。
シンプルなポテトを挟みつつ、最後まで食に集中して一気に完結してしまいました。めちゃくちゃな満腹感。びっくりの存在感。
No.18だけど、No.1なハンバーガー
このNo.18というお店は僕のハンバーガーの師匠ともいえる大谷大さんに連れて行ってもらいました。大さんも「この店が俺の中で一番なんだよね」と言っていたのですが、紛れもなく本物。
僕にとっても、今まで行ったハンバーガーショップの中で圧倒的一番を獲得してしまいました。それほど素晴らしいハンバーガー。
若干遠くても、一度は食べて欲しい。”No.1″を食らってください。
店名 | No.18 (ナンバージュウハチ)) |
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住所 | 東京都豊島区東池袋2-57-2 コスモ東池袋105 |
電話番号 | 03-6914-3718 |
営業時間 | 11:00〜20:30(L.O.)売り切れ次第終了 ランチタイム:11:00〜15:30(L.O.) |
定休日 | 火曜日 |
食べログ | No.18 (ナンバージュウハチ) – 池袋/ハンバーガー [食べログ] |