【湯河原】文豪 島崎藤村の愛した宿「伊藤屋」で贅沢な休日を過ごしてきました。

伊藤屋の前で撮る二人

湯河原と聞くと、想像するのは温泉。先日紹介した「独歩の湯」のように足湯などが有名ですよね。ですが、湯河原はそれだけではない。湯河原は「文豪の地」という側面があります。知らなかった…!

昔は多くの文豪が筆をやすめに来ていたそう。湯河原に先日宿泊できた「伊藤屋」という宿泊施設は文豪 島崎藤村が愛したという歴史ある宿なのでした。

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島崎藤村ゆかりの宿「伊藤屋」

伊藤屋の窓から見た景色

今回の湯河原旅行に行こうと思いついたのは旅行へ出発するちょうど2週間前。ふいに「温泉に浸かりたい!」という気持ちが湧き出てきて、あれよあれよと今まで行ったことのなかった湯河原に行くことになりました。

直前ということもあってなかなか宿が見つからなかったのですが、ホテルは嫌。せっかく日本の温泉地に行くなら老舗の旅館で雰囲気を満喫したいじゃないですか…!そんな気持ちで根気良く探していたときにやっと見つけた宿が今回の「伊藤屋」。

明治二十一年創業というかなり歴史の深い宿です。これは休日のプチ贅沢に最適な宿ではないか!ということですぐに予約してしまいました!

駅からバスで10分程度

伊藤屋までは湯河原駅からバスで10分くらい

湯河原駅からバスに揺られて10分程度。「公園入口」バス停で降りると目の前に伊藤屋さんがあります。こういう温泉地って駅からのアクセスが悪くて困ることが多いイメージですが、今回の宿は想像以上に交通の便が良い。

湯河原のバス通りに面した宿なので、不動滝などの観光スポットに行くにもバスでささっと行くことができます。バスの間隔も短めなので出るタイミングを気にしないでよさそう!

 

ちなみにコンビニは旅館から徒歩10分程度のところにあります。コンビニが近くにあるというのも非常にありがたい…。22時までやっているので、必要なものがある場合はそれまでにぜひ買い出しを。

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情緒あふれる旅館内

伊藤屋の入り口

旅館はとても情緒あふれる感じ。かなり歴史のある旅館ということで多少の老朽化には目をつぶろうと思ってきたのですが、全くその心配はなさそうです。

歴史を感じつつも、キレイな宿で過ごすことができる。”老舗”という雰囲気を感じるために来ている僕たちにとって、ベストなご褒美ではないですか!

伊藤屋にある島崎藤村の書物

なかなか、サービスも丁寧。島崎藤村の歴史ある書物を見ながら部屋への案内を待ちます。

登録有形文化財のお部屋に宿泊

伊藤屋の登録有形文化財の部屋「十七番」

5分ほど待って案内されたのは「十七番」のお部屋。伊藤屋の十七番・十九番のお部屋は登録有形文化財に指定されているんらしいのです。ははん、それで少し値段が高かったのね、納得です。

伊藤屋の部屋はめちゃくちゃ広い

部屋はめちゃくちゃ広々!居間とは別に寝室もあります。

伊藤屋の窓からの眺めはかなり良い

なるほど窓の眺めもいいですね。窓から顔を出すと、ちょうど伊藤屋の庭が目に入ります。日差しもちょうど良く、陽の暖かさを感じることができます。

伊藤屋のおいしいきな粉餅

室内の菓子はきなこ餅。これがおいしいんです…

お風呂も充実

伊藤屋には露天風呂が二つある。

部屋にはお風呂はついていませんが、旅館内に大きめの内風呂があるのでご安心を。男女別の浴場は朝の9時半まで夜通し開放されています。夜中にふと入りたくなるときにすっと入れるのがうれしい。

貸切風呂に”露天風呂”と”半露天風呂”があります。大きな露天風呂を一人占めできるこちらの露天風呂はもちろん無料。予約とかはなく、空いていれば何度でも満喫できます。

露天風呂の利用は夜22時までですが、翌朝7時半からも開放しています。肌寒い冬の朝にアツアツの露天風呂に入る。これ本当に至福の時間ですよね…

部屋での食事は最高という言葉以外では表現できない

旅館の食事って最高。伊藤屋の食事はいままで行った旅館の中でもトップクラスに入る豪華さです。

金目鯛のしゃぶしゃぶ

メインはこちら、金目鯛のしゃぶしゃぶ。アツアツの出し汁に金目鯛をゆっくりとしゃぶしゃぶすると透き通った身が少しずつ白身を帯びてきます。ほんのり透き通っている感じを残したまま口に放り込むのがナイスな食べ方。

魚の煮つけや、穴子飯まで、何種類もの食事が徐々に運ばれてきます。

黒毛和牛のローストビーフ

黒毛和牛のローストビーフもめちゃくちゃおいしい。やばい。最後に「白飯はいりますか?」と聞かれましたが、いやはや、そんなに食べられません。笑

そのくらい量も質も充実している。

 

ちなみに朝食もこれまたかなり充実していて、朝から元気をもらうことができました。しっかりと朝起きて食事ができるって幸せなんですね。

湯河原「伊藤屋」で非日常を体感できました

外を眺めることさん

満足です。旅館の方のサービス、駅からのアクセス、食事の質。どれをとっても不満な点はありませんでした。

特にうれしかったのはお風呂。貸切風呂は無料だし、内風呂は夜中も入ることができる。温度は少し熱めに感じましたが、少し我慢して入った後、浴衣に着替えて部屋で涼みながら、月明かりに浮かぶ庭を眺める。なんと最高な土曜日なのでしょうか。

けーすけ(@saradaregend)から一言。

けーすけ

平日仕事がある分、土日はこういうところでゆっくりするのが本当に心地よい。サクッと旅すると気分も晴れますね。

次の記事:伊藤屋から徒歩でいける最高の足湯施設

独歩の湯の記事のメイン画像

湯河原といえば温泉と足湯。湯河原でもかなり有名な足湯施設「独歩の湯」は伊藤屋から徒歩で行くことができます。9種類の湯を体験した後はマッサージを受けられる。

そんな定番コースを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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