日々ブログを書いていると、時々難しい表現や概念にぶち当たることがあります。
その中でもとくに難しいと感じているのが「価格」。
僕にとって、ミラーレス一眼のレンズで3~5万円ならまぁ仕方ないかなと思うのですが、5000円でも高い!って思う人も少なくないと思います。大抵カメラの値段を聞かれた時は
「カメラってそんな値段するの!?」
っていう反応が返ってくる。
「価格」というものの難しさ
この「価格」の印象というのは人の興味・知識の度合いによってかなりずれが出てくるものだと思っています。先ほどのカメラの値段についての反応は、単純にそこに興味も知識もないから生まれるものなはずです。
例えばカップラーメンなら、大抵の人は2~300円で買えるくらいだと知っているはずなので、1500円のカップラーメンなら高いと思う感覚ほぼ共通して言えるものなはず。
こういうものならブログでも価格について取り上げやすい。
しかしながら僕のブログ記事ではあまりこういう話題は取り上げないので(理由は割愛します)、どうしても一般感覚とずれた、ニッチな話をすることになってしまいます。
さらに悩ましいのは、価格は”変動するもの”だということ。
せっかく記事で
「1万円以下で買える!これはとてもおすすめです!」
って書いても、一年後になぜか倍に跳ね上がっているなんてこともザラにあります。本当に悩ましい。価格って難しい。
改めて、言葉を考え直す
当ブログ「webledge」では、モノのレビューなども積極的に行なっています。レビュー系の記事を書いていると、その「価格」というものと向き合わなきゃいけないタイミングが必ずくる。
その向き合った時に、ごまかすような表現はあまり使っちゃいけないなと思っています。もう少し考え直さなくては。
例えば、「コストパフォーマンス」という言葉。”価格”に”パフォーマンス”というさらにあいまいなものを加えたあいまいの権化のような言葉です。
都合の良い言葉なのでついつい使ってしまいますが、それは時にあいまいなだけではなく”嘘”になる可能性も秘めています。丁寧に正しい情報を伝える立場として、慎重に言葉を選ばなくちゃならないなぁ、と。
そんなことを考えた、深夜1時でした。