冬は暖かい飲み物が美味しい。自宅でいただく暖かい飲み物と言えば、僕の場合はもっぱら珈琲だ。
ここ1~2年で珈琲の美味しさに気がつきました。それまでは缶コーヒーか、自宅で飲んでもせいぜいインスタントコーヒーだった僕。
今では大好きな珈琲豆の種類だってあります。
今回の「おうちカフェ」は僕の大好きなやなか珈琲の豆について。グァテマラ産のラ・リベルタードSHBのドリップコーヒーです。
↓動画も作ったのでみていってください。
やなか珈琲のラ・リベルタードSHB
今回使うのはやなか珈琲というショップにあるグァテマラ産の豆「ラ・リベルタードSHB」というもの。
僕自身、豆に詳しいわけではないので、生産地や製法によってどのくらい味が変わってくるかなんてのはまるでわかっていません。わかっているのは、この豆が好きだということだけ。
程よい苦味と力強いコク。多少薄めに作ったとしてもしっかりとインパクトを感じます。最近の酸味の強い珈琲があまり好きではない僕にとってはかなり好みの豆でした。出会えてよかった。
僕のよく買っているやなか珈琲 武蔵小山店では一番の人気を誇る豆だそうです。
この豆を使った、僕なりのハンドドリップ法
今回は僕のやっているハンドドリップ法についてご紹介していきます。
豆を計って、手で挽く
ハンドドリップ自体、少し面倒。でもその面倒さが気分転換になるので、僕はあえて時間をかけて珈琲をいれるようにしています。
まずは豆を測るところから。10g程度が基準ではないかと思うのですが、僕は少なめの8gくらいでいつも入れています。
一日に数回飲むこともあるので、一回量はそこまで多くなくても良いかなと。
豆を計り入れたら挽いていきます。できるだけ一定の速度で、ゴリゴリと。
電気式のミルを買うかも迷ったのですが、手挽きのこの感覚もなかなか好きなので離れられません。挽いているとほのかに珈琲の香りが広がるのがわかります。
ここから徐々に気持ちが高ぶってきます。
豆はこんな感じになりました。ハンドドリップに最適な中細挽きという感じでしょうか。若干中挽きよりに挽いています。
温度は92℃で
豆を挽いたらお湯を沸かしておきましょう。
お湯の温度も珈琲の味を決める重要な要素の一つ。僕は毎回92℃と決めています。何度か試したのですが、この温度が僕には合っていました。
これより低いと味が薄く酸味も気になってくるし、逆に温度が高いと苦味が強くなってコク感が薄まります。やっぱり92℃が好き。
使っている電子ケトルはVITANTONIOのACTYというもの。30分の保温機能などもあり、機能面でもデザイン面でもお気に入りの電子ケトルです。
30秒程度蒸らす
さて、お湯が沸いたらドリップしていきます。
はじめは豆を湿らせ、30秒程度蒸らす時間が必要になります。
蒸らす時間を挟むとお湯と粉がしっかりと混ざり合って美味しく抽出できるのだとか。この時間は長過ぎても短すぎてもダメみたい。
僕の場合は30秒。新鮮な豆だと蒸らす時にモコモコと膨らんでプクリとはじけます。可愛らしい粉は美味しい証ということですね。
2~3分以内にドリップしきる
蒸らし終えたらドリップを始めます。「の」の字を書くように、細い線でゆっくりとお湯を注いでいくのが僕のスタイル。
時間は2~3分で絶対に収めるようにしています。それ以上たってしまうと雑味が出やすいんですって。確かに、時間をちょっと計り間違えただけでガラッと味が変化する印象がありました
僕のやり方ではあまり何度かに分けず、細い線でゆっくりと1~2回で注ぎきってしまいます。
抽出し切れれば完成。珈琲に注いでいただきます。
愛情注いだ珈琲ってなんでこんなにうまいんだ
愛情を注いで作った珈琲はうまい。
ほぼ毎日この豆で美味しい珈琲をいただいています。愛情がある分、外でいただくよりも断然ウチの珈琲の方が美味しい。
豆の挽き具合やお湯の温度などは、何度か実験して自分の好きな値に合わせて使っています。ベストが今回の記事で紹介したような状態。
この豆もこの淹れ方(オーソドックスなやり方ですが)も、ぜひ一度試してみてほしい。
ひとえに珈琲でも、いろんな表情が楽しめるというのがハンドドリップの面白いところです。
↓動画も作ったのでみていってください。