カメラ系の備品の中でも忘れがちなSDカード。先日の旅行でも「あっ、SDカード忘れた」という声がちらほら。大きさしかり軽さしかり、ついついその存在を雑に扱ってしまうところですが、これがないと始まらない。
僕もかれこれカメラを始めて3年くらい。ようやく最適なSDカードを手に入れました。
TranscendのSDカードU3
僕がいくどとなくリピ買いしているのがこのTranscendのSDカード「U3」です。
明らかに高速転送に対応しているであろうこの見た目。この黄金の輝きがメカメカしいガジェットを好む僕の心を揺さぶります。
容量のおすすめは64GB。画素数の多いSony α7RⅡでも、RAW(圧縮)+JPGの保存で1,300枚程度は保存できます。ここまでできると1~2日は交換しなくても大丈夫。旅行中に1度も買えずに写真撮影し続けられます。
高速書き込みで4K動画も撮影可能
最大読み込み速度95MB/s・最大書き込み速度60MB/sと、転送速度は高速。これだけの速度があれば4Kの動画だってすぐに書き込みができます。
規格は大容量をサポートするSDXC。ちなみに、Sonyのミラーレスで4K動画(ないしは高画質フルHD)を撮影するときには、転送速度の速いSDXCでないとそもそも利用ができない可能性があります。
実際、僕もひとつ下のモデルでは動画撮影の際にNGの表示が出ました。
64GBで4,000円台という圧倒的安さ
僕がこのSDカードをおすすめする理由のひとつはその安さ。
カメラに利用したりするSDカードはSanDiskとかが有名ですが、価格が高いんですよね。1万円超えてくることもしばしばありますが、Transcendならばその半額。
安いのは書き込みの際にエラーが出たりしますが、僕の使っている限り、TranscendのSDカードは今までエラーが出たことはありません。
UHS-Ⅱはまだ高いし非対応も多い
SDカードにはいろんな速度規格がありまして、UHS-Ⅱ規格というのがこのSDカードのひとつ上の転送速度として発売されているのですが、いかんせん高い。UHS-Ⅰの2~3倍くらいの価格で、複数枚持ち歩くにはちょっと気が引けますね。。
また、SDカードリーダーやカメラ本体もUHS-Ⅱ速度に対応していなかったりするので、実情まだ使う必要はないように感じました。カメラに入れて利用してみても、大きく変化したように実感することはできませんでしたので、まぁまだいいでしょう。
価格も考えなくていいならそのうちUHS-Ⅲも出るでしょうし。
予備も含めて持ち歩こう
SDカードには寿命があるといわれています。一般的には5~10年くらいなんだとか。
短いような長いような・・・どっちつかずな気はしますが、いつか急に使えなくなったときのために僕は複数枚持ち歩くようにしています。どうせ寿命がくるなら、わざわざ未来を先取りするほど高いSDカードをもたなくても良い。
普段存在を忘れてしまうくらいの価格ですが、性能はばっちり。縁の下の力持ち的なSDカードをポケットに忍ばせておくといいかもしれません。
SDカードリーダーもこだわろう
性能の良いSDカードを購入しても、SDカードリーダーの性能が悪いとその本来の力を発揮できない。ゆえに僕はSDカードリーダーにもこだわっています。
WindowsもMacもどちらも転送速度の速いSDカードリーダーを使っていますので、まだ持っていないという方は一度試してみてはいかがでしょうか。