「新しい服に挑戦した日は、いつもの日々がドキドキに変わったり、昨日の自分とはちょっとだけ違った自分になれたような気持ちになれます。」
昨年、あるファッションイベントにてDRESS CODE.のfukulow氏がこんなことを言っていました。
ファッションには疎い僕ですが、この感覚はなんとなくわかる気がします。新しい服を着ると、“武装”しているような感覚になって、自分に自信がつく気がします。
とはいえ、毎回新しい服が変えるわけではありません。そんなお金も時間も、なかなか捻出できない。
そこで僕は「服をリセットする」ことで、この”武装“という感覚を味わうようにしています。
Panasonicの衣類スチーマー NI-FS530
僕が「服をリセットする」ために使っているのが、スチームアイロン(衣類スチーマー)。PanasonicのNI-FS530というモデルのものを使っています。
ドラム式洗濯機からシャツを取り出し、このスチーマーでピンピンに仕上げると、本当に新品の服を着るような感覚で出かける事ができます。
実際にどのくらいシワが取れるかというと、
こんなシワシワのシャツが
少しなぞるだけでこんなにピンピンになります。ここまでするのに立ち上げから約3分程度。朝の短い時間でもサクッとシワ伸ばしできるのがこのスチーマーの良いところです。
T-falの衣類スチーマーと比較
衣類スチーマーというと思い浮かぶのがこのPanasonicと、T-falのもの。衣類スチーマーを買う上で、大抵はこの2つで悩む事になるはず。
ということで、両者の違いについて、スペック比較をしてみました。
Panasonic | T-fal | |
---|---|---|
価格(執筆時点のAmazon価格) | 7,480円 | 8,458円 |
サイズ | 約7×15×15cm | 約11x18x28.3cm |
重さ | 約700g | 約900g |
連続使用可能時間 | 4分 | 18分 |
起動までの時間 | 24秒 | 45秒 |
コードの長さ | 2.5m | 3.0m |
パワーだけでいうとT-falの方が上。スチーム量や連続使用可能時間も上回っています。
ただ、実際に使ってみた感覚でいうと、Panasnicの衣類スチーマーでも十分なパワーを感じます。5枚一気にシワ伸ばしするというよりも、朝1~2枚をシワ伸ばしする程度であればどちらも大きく変わらないのではと思います。
Panasonicの衣類スチーマーはT-falよりも軽く、手に負担がかからないのが大きなメリットです。
価格などはほぼ同じなので、自分の使い方に合わせて選んでも良いと思います。迷うようであれば、起動までの時間も早くて気軽に使えるPanasonicの方をおすすめします。
インテリアに馴染む外観
さて、では僕の買ったPanasonicの衣類スチーマーの外観・機能について紹介させてください。
一見、衣類スチーマーには見えない外観。メカメカしくないので、インテリアにうまく馴染んでくれます。丸みを帯びたシェイプが好みです。
外についているスイッチは
- ON / OFFスイッチ
- スチーム噴出スイッチ
の2つ。
必要最低限のスイッチのみつけ、余計なものはすべてそぎ落としたことによって、このシンプルなデザインが生み出されたのだと思います。
ON OFFスイッチはカチッとスライドさせる形式になっており、一目でON / OFFがわかります。切り忘れ防止のためにも、僕はこういう物理的なスイッチのほうが好きです。
自宅では、本体の他に付属している台座を使い、好きな場所に設置しています。テレビ横の棚が、僕の自宅では、衣類スチーマーの定位置となっています。
カラーバリエーションは2種類。僕が買ったのはピンクゴールドカラーですが、その他ネイビーのカラーもあるので、自宅のインテリアにあわせて選ぶのがよさそうです。
電源を入れて、たった24秒で立ち上がる
実際に使う際には、まず水を給水するところから始めます。給水は本体に直接、付属の専用カップで注ぎいれます。
そして電源をいれれば、たった24秒。目を離した隙にすぐに利用可能になっています。
朝の忙しい時間をできる限り削ることなくシワ伸ばしをするには、この立ち上がりの速度が僕にとっては重要。実際に行動に移すまでのハードルの低さがこの衣類スチーマーを使う一番の理由かもしれません。
電源を着けたら、後はなぞるだけ
電源を着けたら、ハンガーにかかった服を少し伸ばしながらなぞるだけでアイロンがけができます。
服の端を持って伸ばしたい部分をスライドさせるだけです。人差し指の部分にスチームを噴出させるトリガーがあるので、定期的に押しながら服をなぞっていきます。
上から下、下から上へと優しくなぞっていきます。服は引っ張りすぎると伸びてしまうので、シワが伸びる程度の適度な力で引っ張ってあげましょう。
弱点は服の端
ハンガーにかけながらシワ伸ばしができる衣類スチーマーですが、服の端だけは弱点。襟や布の端の部分はうまく引っ張りながらシワを伸ばすことができません。
普段は気になるほどではないので、服の端はできる範囲のみにとどめて、できない部分は見て見ぬふりをしてしまっています。
しかし、デートや結婚式などの大事なイベントの際にはそうもいきません。ということで、別でアイロン台を購入しました。
どうしても気になるときにはこのアイロン台でシワを伸ばすようにしています。普通のアイロンと同じように利用できるのも、Panasoncの衣類スチーマーの良いところだと感じています。
シワをなくして、強い自分に。
僕の服はたいていユニクロ。最近おしゃれになってきたなと思うユニクロですが、シワには本当に弱いんです。下手に洗濯するとヨレヨレなんてレベルじゃない。
そんな服を着ていると、なんとなく「自分が弱くなった」感じがして、仕事などのやる気がかなり削がれます。逆にキレイな服を着ていると武装した気分になって、一日を楽しく乗り切れる。
強い自分でいるために、今ではほぼ毎日この衣類スチーマーを使うようになりました。まさに自分にとっての”武装のスイッチ”が、このPanasonicの衣類スチーマーです。