誰もがスマートフォンを持っている今の時代において、DVDというものは確実に廃れ始めている。現に僕が今DVDで何かを見る場面なんて、たまの休日にTSUTAYAで好きな映画を借りてくるくらい。
動画を作成する側も、撮影した動画はYouTubeにあげてみんなで共有!という風にしています。が、ここぞという思い出だけはDVDなどの目に見える形として残したくなるのは日本人だからでしょうか。
結婚式の思い出とか、自分の息子の誕生日とかね。
ただ、そうやってDVDを作成する必要に迫られた時にやっと気がつくのです。DVDを焼くソフトがないということを。
今回はそんな必要に迫られたときによさそうなソフトをご紹介したいと思います。
すぐにDVDを焼ける!「DVD Memory」
今回僕がご紹介したいのが「DVD Memory」というDVD作成ソフト。以前にご紹介したfilmoraという動画編集ソフトを配布しているWondershareさんの別製品です。
記事執筆にあたって製品を一つご提供いただきました!
簡潔にできる機能を先に紹介しておくと
- 持っている動画からDVDを作成できる
- 写真からスライドショーを作成できる
- 簡単な動画編集が可能(色味とか明るさとか)
などなど…基本は動画作成ソフトですが、動画の色補正とかもできる便利なソフト。
Mac版もWindows版もあり、永久ライセンスが4,980 円(税込)なので動画の作成ソフトとしては安価で、簡単にDVDが作成できます。
さっそくDVDを作成してみる
「簡単に動画を作成できます!」と言われてもどのくらい簡単かなんて伝わらないと思いますので、サクッと使い方を紹介。
といっても作成はめちゃくちゃ簡単。
DVD作成モードから進むと、「ソース」というステップが最初にあります。
ここで盛り込みたい動画や静止画(スライドショー)などを追加します。ポンポンと選択して入れていくだけで順番に動画が挿入されます。
「メニュー」のステップでは、DVDで再生する際のメニュー画面のデザインを選択することができます。メニューのテンプレートは数十種類用意されているので、自分の好きなものや、プレゼントする相手の好みなどを考えて選択すればOK。
こういう画面が用意されているDVD作成ソフトってあまり見たことないのでちょっと嬉しいんですよね。笑
あとは「プレビュー」で実際の画面をチェックして、「作成」で空のDVDに焼くのみ。
余計な広告やまどろっこしい設定などもないので、PCなどの操作が苦手な人でも簡単にDVDを焼くことができます。
DVDを作成するだけではない。その他の機能
基本機能として、DVDを作成する手順をご紹介しましたが、その他ただDVDを焼きこむだけではないDVD Memoryの機能についても紹介しておきたいと思います。
写真からスライドショーを簡単に作成
DVD Memoryでは複数の写真からスライドショーを作成することができます。
各写真を表示する秒数や写真同士をつなぐトランジションなどを設定し、自由にスライドショー作成することが可能です。
スライドショー中の音楽は、フリーの素材がすでにソフト内に用意されているため、別途音楽を用意する必要はありません!音楽探しによく時間をかけてしまう僕にとってはめっちゃ嬉しい機能です。
動画の細かい色補正もできる
動画の簡単な補正などもすることができます。例えば動画の明るさや彩度の調節、字幕の挿入、トリミングや簡単な効果の追加など。
ただし動画同士を繋げたり、細かい効果の追加などはできないのでその辺は別の動画編集ソフトを使うことをおすすめします。
逆に単一の動画を補正するだけならこのソフトで完結してしまうかもしれません。エフェクトは特殊なものが多くそろっていますし、透かしなども挿入できますしね。
ブルーレイも作成可能
いまやあまり使われなくなっているのかもしれませんが、ブルーレイディスクも作成が可能です。
手順としてはDVDを作成するのとまったく一緒。同じ作業でブルーレイディスクに焼きこむことができます。
めんどくさくなったらワンクリックでDVDヘ
めんどくさくなったらワンクリックでDVDを作成することもできます。本当に動画を選んで入れるだけ。あとは待っていれば勝手にDVDが出来上がる。
メニューなどで迷った時などはいっそワンクリックで完結してしまってもいいかもしれませんね。
いざとなった時にあると便利
結婚式や大切なイベントの際に、たまに作成の必要に迫られるDVDという存在。
とはいえWindowsでは7以降ソフトが備え付けでないし、MacのiTunesなどでもそこまで高品質のDVDを作成することは期待できない。せっかくDVDに焼くのなや、ちょっとくらい良いのを作りたいじゃないですか。
そういう時に便利などソフト。いざとなった時のために、ひとつあると頼りになるソフトでした。