3月の下旬は花見のシーズン。花見というものは僕にとってはあまりなじみのないもので、大学時代にサークルの納会みたいなものでちょこっと楽しんだ程度の記憶しかない。
僕自身もそこまで花見というものに興味を持った試しはなく、何となく雨だったり土日に桜の開花が合わないと、理由をつけていかなかった記憶もあります。
そんな僕ではありますが、今年は桜の満開が土日にズバッとかぶり、しかも晴天という、まさしく出かけろと言わんばかりの日程で花見の予定が入ったので、今年は満開の桜を楽しむことに。
南阿佐ヶ谷駅から徒歩15分
今回の花見会場は善福寺川緑地。南阿佐ヶ谷駅から徒歩15分程度で到着する場所にあります。
新高円寺からバスで行くという手もあったのですが、かなり天気も良かったのでのんびり散歩しながら行くことに。見上げれば雲一つない晴天に見下ろされている、そんな花見日和です。
善福寺川緑地で待ち受けていたのは、満開の桜並木
善福寺川緑地につくと、視界に入りきらないほどの桜が眼前に現れます。川に沿うような形で桜が咲き誇る。こんなに満開なのに数日で散っていってしまうなんて…少し儚い気持ちになりますね。
川沿いの桜の下は多くの花見客でにぎわっています。駅からこんなに離れているのに、どこからこんなに人が現れるんでしょう。13時ごろにいったのですが、桜の下はほぼ満席状態。少し離れたところにブルーシートを敷くことにしました。
散りゆく桜の中で食事を楽しむ
ブルーシートを敷いたら腹の虫をおさめるために早速食事の準備。シートの端を荷物でおさえ、食事をどんどん開けていきます。
近くにはミニストップがあるので、お酒や食事はさくっと調達ができますね。
用意ができたら早速食事をいただきます。焼き鳥もから揚げも、あっつあつというわけではないのにめちゃくちゃおいしい。こういう雰囲気もあいまってか、箸がとまらない。もちろんビールを持つ手も止まらない。
食事で特に早くなくなるのはお寿司。こういうときのお寿司は取り合いです。そこそこ風も吹いているので、桜の花びらが食事にぽちゃり。いいアクセントになります。
むしゃむしゃ食べていると急に満腹感が襲ってくる。ここからはお酒をちびちび飲みながら写真を楽しむ時間。
普段は絶対に見ることのないアングルからの景色は、シャッターを切る指を加速させますね。
その季節っぽいことって、いいね
日本には四季があり、それぞれの季節に「”っぽい”アクティビティ」が存在します。春っぽいことっていったら花見。
この「”っぽい”アクティビティ」って昔から言う定番なだけあって、確実に満足感があります。今回の花見もまさかこんなに満足感のあるものになるとは…。写真を撮るようになってからそういう満足感みたいなものは増えたのかも。
だとしたら、カメラに感謝しなくちゃならないですね。