ファーストインプレッションというのはとても大事だと思う。
だからブログを書くときには出来る限りスムーズに記事に引き込めるように、最初に目に入る部分に気を配っています。
ブログ記事でいうとタイトルと、写真。多分この2つが最初に目に入るはず。特に後者の写真はいつでも同じ雰囲気を出せるように、自宅室内のライティング設備を整えています。
今回は雰囲気を統一させるために揃えた僕の物撮りライティングの設備、特にビデオライトとディフューザーについてご紹介します。
室内でも自然光のようなライティングが理想
僕が理想とするのは、まるで自然光が差し込んでいるような写真。しっかりと光が入り、影がつき、物が立体として感じられるようなもの。
もちろん、昼間に撮影するのであれば、窓からの光があるのでほとんど問題はありません。
しかし、問題は夜。本物の太陽光が入らない夜に綺麗な写真を撮影するには、光をしっかりと管理する必要があります。
ということでしばらくはストロボを使ったライティングをしていたのですが、少し気になるところが出てきました。
- 光が硬い
- 光の調整に手間がかかる
という2つの点。
この2点を解消すべく導入したのがビデオライトとディフューザーでした。
室内での物撮りを加速させる、僕のライティング機材
ということで最近導入した僕の室内ライティング機材をご紹介します。
YONGNUOのビデオライト YN600
早速本命のライトがこちら。YN600というものです。以前もっていたYN300というモデルよりももっと明るいモデルとなっています。
YN300だと後述するディフューザーをかませた時に明るさが足らず、結局明るいモデルを買うことになりました。
もう一段明るいYN900などもあるのですが、大きすぎると実際に使う時の準備が大変になってしまうので、YN600を購入。明る過ぎても影に明暗がつき過ぎてしまうので、この辺が僕としてはちょうど良いかなと思っています。
同じような型番で色を白色と暖色に変化させることが出来るもの(白300+暖300のモデル)もあるのですが、一色でしっかりと出力のあるもののほうが使い勝手は良いと思います。
NEEWERのディフューザー
柔らかい光を得るためにディフューザーも。NEEWERというメーカーの、レフつきのものを買いました。価格も安く、コンパクトに持ち運べるのが嬉しい。
もう少し小さいものもあるかとは思うのですが、このくらい大きいと光が広がりやすく、YouTubeなどでも使いやすいのでこのサイズに。
後ほど紹介するライトスタンドにつけるためにクリップも用意しています。
NEEWERのライトスタンド
ライトとディフューザーを用意したら、それを設置するライトスタンドを用意します。
購入したのはNEEWERのもの。2本で3,000円程度と、安くてありがたい。値段の割にしっかりとしている印象です。
高級品と比較すると違う部分があるのかもしれませんが、僕の用途としては十分。たたむとかなりコンパクトになり、持ち運びが楽なのも嬉しいところ。
僕のように固定ライトをつけて使うくらいであればこれで十分です。
実際のライティング作例とその使い方
以上ご紹介した機材を利用して実際に写真を撮影してみます。
こちらが自宅の備え付けライトだけで撮影した場合の写真。(写真は撮って出しです。)
なんとなくのっぺりとしている感じがするのではないでしょうか。影もよく見ると二重になっていたりと、不自然な感じがします。
ということで、自宅の備え付けライトを消し、先程ご紹介したライトで照らしてみましょう。
実際に撮影してみるとこんな感じ。よく見るとカメラのレンズに照明が写り込んでしまっているというミスはあるものの、先程よりもふわっとした雰囲気が出せているのではないでしょうか。
また、光が白一色なのでいつでも同じ色味で写真が撮影できます。
今回の写真は加工などをしていませんが、加工をする場合はもう少し影を強調したりします。
こんな感じかな?
加工に関しては好き嫌いがあるので、「もっと影が薄い方が好き!」という方などは、加工アプリでシャドウをあげてみるなどしてもいいかもしれません。
ライト一つあると写真が撮りやすくなる
自宅の光だけだと、どうしてものっぺりとしてしまう室内撮影。
僕もまだまだ勉強中ではありますが、この照明機材を導入してから写真が撮りやすくなった感覚はあります。パターンが決まったという感覚に近いかも。
もちろん今回の照明機材はあくまで一例。世の中にはもっとこだわって照明機材を揃えて撮影している方も多くいらっしゃいます。
自分の撮りたい写真を撮るためにまずは何か一つ、照明などがあると写真の印象がグッと変わるかもしれません。
関連:ストロボを使ったライティングも
今回紹介した定常光の照明は自宅でしか使えません。もちろん持ち運べば使えないこともないですが、さすがに大きくて面倒。
外での取材などはクリップオンストロボを使うのがやはり一般的なので、ストロボの練習もしておくと万全ですね。