私ごとですが、一年ほど前からブログ記事の執筆と共に動画投稿にも力を入れてきました。
記事一本作るのはもちろん大変ですが、動画編集にはまた違った大変さがあります。そもそもPCの性能が良くないと編集ソフトが動かないし、動いたとしても大きいディスプレイがないと作業がしにくくて仕方ない。
これまでは自宅の環境を整えて動画編集はほぼ自宅で済ませるようにしていたのですが、最近はありがたいことに海外での仕事も増えてきたのでどうにか自宅以外で動画編集ができるように環境を整えたいと思っています。
問題は
- ノートPCの性能
- ディスプレイの広さ
の2つ。ノートPCに関しては相応のMacBookを用意するとして、目下の問題はディスプレイです。
ノートPCのディスプレイだけだと作業スペースには少し狭いので、サブディスプレイが欲しい。しかも軽くて、接続が簡単なやつが…とわがままな妄想ばかりしていたのですが、やっと僕の希望通りのアイテムを見つけてしまいました。
GeChicのモバイルモニター「On-Lap 1306H」
今回僕が使い始めたのがこちらのモバイルモニター「On-Lap 1306H」というアイテム。この度drip経由でメーカー様よりレビュー用に一台ご提供いただきました。
これがね、かなり良い。
僕の希望の通り軽くて薄いので持ち運びにはもってこい。PC(MacBook)との接続はケーブル一本で別に電源などが必要ありません。もちろん動作はサクサクで、ディスプレイもフルHDと高解像度で見やすい。
外出先での作業にかなり役立つモバイルディスプレイです…!
On-Lap 1306Hレビュー
もう少し細かく外観や仕様などを紹介していきたいと思います。
使わない時は写真の通り、ディスプレイ面をカバーで覆って持ち運びます。この保護カバーは元々の付属品で、ディスプレイを使う時のスタンドとしても利用します。(スタンドについては後述します)
実際に使う時には保護カバーのロックを外し、ディスプレイ面をこちらに向けてから利用します。
MacBook Pro13インチよりほんの少し大きい
「On-Lap 1306H」は13インチのモバイルディスプレイ。サイズ感は僕の持っているMacBook Pro 13インチよりもほんの少し大きいくらい。
そしてかなり薄い。カバーをつけた状態でMacBookよりも若干厚い程度。これだけ薄いとPCと二つ重ねてバックパックに収納できるので、持ち運びが非常に楽になります。
重さは実測値で937g(保護カバー込み)。13インチというサイズにしては軽いため、実際手に取るとより軽く感じます。
カバーのマグネットで角度を調節可能
使う時のディスプレイの角度は背面のマグネットで調整します。平たいマグネットの支えを溝にパチンをはめるだけ。
磁力は結構強めなので、普通に使っていてずれたりすることはありません。
調節は無段階で、ほぼ垂直でも利用可能。普段使う時6~70度くらいにしていることが多いかも。
PCのサブディスプレイとして使う時にはPCのディスプレイと全く同じ角度にして使うことができます。このあたりは無段階調節の強みですね。
明るさや色味もスイッチで調節可能
向かって右側面には5つほどスイッチがあります。電源のON/OFFはもちろんですが、画面の明るさや音量なども調節可能。
メニューをひらけばさらにディスプレイの色味やブルーライトの軽減などの設定もできてしまいます。下手なディスプレイよりもよっぽど細かくカスタマイズすることができますね。
実際に接続してみた
さて、大まかに製品について理解していただいたところで、実際に使ってみた感想・使い勝手なんかもご紹介したいと思います。
僕がこのモバイルディスプレイを使うのは主に
- PCのサブディスプレイとして
- ゲームのディスプレイとして
の2パターン。
PCのサブディスプレイとして
まずはPCのサブディスプレイとして。
外出時に僕が使っているのPCはMacBook Pro 13インチ(2016年のモデル)。このPCとなら付属のUSB-Cケーブル一本繋ぐだけで使えちゃいます。
動きは上々。さすが有線でつないでいるだけあってマウスカーソルもウィンドウの移動もサクサク動きます。
ディスプレイの色味は若干違います(モバイルディスプレイの方がほんの少し黄色っぽい?)が、普通に使っている分には気にならない範囲。自分で好みに調節できますし、ここまで色味を再現できていたら十分に思います。
MacBookがRetinaディスプレイということもあり、最初はモバイルディスプレイの解像度が(フルHDなので)若干粗めに感じましたが使っているうちに慣れました。
動画編集の時に作業スペースが増えるだけで、こんなに作業効率が上がるとは…
ゲームのディスプレイとして
主にPCのサブディスプレイとして使っているモバイルモニター「On-Lap 1306H」ですが、休憩時間にゲームする時にも使っちゃってます。
最近Switch版の「大乱闘スマッシュブラザーズ」にハマってまして、暇な時はずっとこれで時間を潰しています。
Switchと接続する時に別途電源は必要ありません。付属のケーブル2本で接続するだけ。
使うのはHDMIケーブルとUSBケーブル。
Switch左側のUSBポートを二つとも使ってしまうのですが、USBポートはSwitchの裏面にもう一つあるので有線のコントローラーももちろん使えます。
でですね、実際に使ってみるとこれがめちゃくちゃヤバイ。いっつもテレビのディスプレイでやっていたのですが、こちらのモバイルディスプレイの方が精細に写るんです。
細かい波の揺らぎまで見えて、「このゲームこんなに作り込んでたんだ…」とここでやっと気づいたほど。
動作もかなり滑らかで、臨場感抜群です。このディスプレイでゲームをやってしまうと、本当にやめづらくなるのでそこだけご注意を。
仕事もサボりも、これひとつが救世主に
最初はPCのサブディスプレイのみでと考えていましたが、実際手にしてみると結構活用の幅は広そうに感じました。
先ほど紹介したゲームもそうですし、あとはカメラと接続して動画撮影時の確認ディスプレイとしても使えそう。
軽くて薄くて持ち運びが簡単な分、普通のモニターよりも活用の幅が広がります。
仕事に使えるのはもちろんですが、ゲームとかにも使えてしまう便利なディスプレイ。ぜひ一度試して欲しいアイテムです。