歩いていると「目を奪われるカフェ」というのにたまに出会うことがあります。
それは「風情がある」とか「見た目がきれい」とかそういう理由だけではなく、ただただ何かが引っかかり、忘れていてもふとしたときにフッと思い出してしまう。だいたいそういうものに限って、一度通り過ぎた後にどうしても行きたくなってしまうのはなぜなんでしょうね?
先日の愛媛の旅行でもそのようなカフェに出会いました。名前は「道後の町屋」。
歴史を感じながらのんびりとすごせるカフェ「道後の町屋」
道後温泉駅から徒歩5分。ハイカラ通りを歩いているとすぐに見えてくるカフェが「道後の町屋」というカフェ。そのレトロモダンなたたずまいはすぐに目に付くはず。
「あ、ここだよ!ここ話題になってたカフェだ!」
と言っている女子学生が店の前と練り歩いていたところを考えると、地元でも結構有名なカフェらしい。こんなにきれいな見た目だったらそりゃ人気になるよね。
僕の伺ったときにはたまたま並ばずに入れましたが、出てくるときにはすでに行列が。ランチ時はやはり混むみたいです。
通り庭を抜け、奥座敷へ
入り口をくぐるとすぐに珈琲の良い香りが立ち込めています。
珈琲は一見して多くの種類があるのがわかりますね。
席は入ってすぐのテーブル席と、通り庭を抜けた先にある奥座敷の2ヶ所。外から見るよりもずっと奥に広くつながっています。
今回はせっかくなので外の庭も一緒に楽しめる奥座敷へ。行くならぜひこの奥座敷の雰囲気を堪能してほしいなぁ…。
木造の建物のぬくもりや庭の静けさで否応なしに心が安らぎます。庭は季節に応じてまた違った景色を見せてくれそう。秋や冬に来たらどのような表情を見せてくれるのでしょうか。
メニューがかわいらしい。なんかこういうお手製のメニューってついつい写真を撮りたくなってしまうのです。背景にしっかりとボケを入れて。
あとなんか、ブサかわいい猿の絵の描いてある石がありました。ただの置物かとおもいきや、レシートが飛ばないようにするための重りのよう。にしてもこれ何の絵なんでしょうね。
珈琲は一杯一杯、ハンドドリップで
今回は昼食を食べた後に伺ったため、食事はせずに珈琲のみをオーダーすることにしました。
ブレンドからシングルオリジンなど、数多くの珈琲を取り揃えているこのお店。一つ一つ焙煎の度合いなどが記載してありますので、自分の好みのものをチョイスしてみてください。
僕はイルガチェフェナチュラルという珈琲をオーダー。ほんのりとフルーティーな酸味を感じ、さわやかな気分になれる。間違いなくおいしい。
一つ一つ丁寧にハンドドリップしているとのことで、珈琲が出来上がるまでは少し時間がかかる。出来上がった珈琲は水面に少しの油分も残っていないような透き通った黒。しっかりと丁寧に淹れられているのをかんじますね。
風情をたのしみながら気分を落ち着けられるカフェ
その雰囲気に誘われ、想像の上を行く珈琲に癒される。
まさに一休みするのにぴったりなカフェでした。道後温泉周辺に似たようなカフェは見つからなかったので、一休みしたいという方はこの道後の町屋が一番よさそう。
今回は昼食をいただく時間がなかったのですが、実はハンバーガーが有名なお店らしい。どうりでハンバーガーを注文しているお客さんが多いと思いました。次行ったときには絶対食べたい。
店名 | 道後の町屋 (ドウゴノマチヤ) |
---|---|
住所 | 愛媛県松山市道後湯之町14-26 |
電話番号 | 089-986-8886 |
営業時間 | 10:00~22:00 (L.O.21:30) |
定休日 | 火曜日・第三水曜日 |
食べログ | 道後の町屋 – 食べログ |
ほかにも愛媛の観光スポットはたくさん
今回は一泊二日の愛媛旅行の一休みの時間に道後の町屋へ向かいました。もちろん愛媛・道後にはこのカフェ以外にもたくさんの観光スポットがあります。
僕の行ったおすすめのスポットはすべて下の記事でまとめていますので、ぜひ見ていってください。