ここからはさらに、SIGMA 135mm F1.8 DG HSMで撮影した写真をのっけていきます。大量に撮ってきたので、少しでもこの感じが伝わると嬉しい…!
SIGMA 135mm F1.8 DG HSMのスナップ作例
ストリートライブをしているのが目に入ったので一枚パシャり。人混みの一番外から撮ったはずなのにこの画角です。個人的に、このお兄さんがイケメンすぎて”撮らされた”という感覚に近いのですが。
笑ってしまうくらい、しっかりとボケ感が得られています。
少しでも光と距離があればオートフォーカスは上々。ケチってマニュアルフォーカスのレンズを買わなくてよかったなと改めて感じています。
こちらもただのスナップなのに、なんでしょうね、会話が聞こえてくる気がします。
サークル帰りでしょうか。「まだ帰りたくない」という気持ちはみんな一緒で、なんとなくその場でたむろしてしまう。そんな想像をしてしまうのは僕だけでしょうか?
前ボケを入れるのも楽しい。
135mmという中途半端な距離感がポートレートにはちょうどよく、前ボケが綺麗に差しこみます。幻想的な雰囲気を出せるのもこのレンズの良いところ。
SIGMA 135mm F1.8 DG HSMのポートレート作例
SIGMA 135mm F1.8 DG HSMが真価を発揮するのはやはりポートレート。腰を据えて撮影するとカメラディスプレイで見ても驚いてしまうくらいの写真が生まれています。
葛西臨海公園にて撮影。背景の赤いライトのようなものは邪魔だったなと今になっては思いますが、背景がこれだけボケてくれていたら許容かな?
ぱちっとピントがあったときの気持ち良さが半端ないので、気がつけば何十枚もシャッターを切っています。
瞳AFのおかげで、目にバッチリとピントを合わせることができます。被写界深度の浅いこのレンズとSONYのミラーレスとの相性は良さはバッチリです。
被写体に近づいて目にピントを合わせて撮影すると、耳あたりはもうボケ始めている。そのおかげか、女性の肌にまろみを持たせられるので肌がより綺麗に見えます。
若干ピントが甘くなってしまいました。それでもなんかこの写真の雰囲気は好き。
女性を幻想的に写すために逆光での撮影も多くするので、逆光でのゴーストなどが目立たないのはありがたく感じます。フレアもほとんど発生しません。(欲しいときもあるけど)
撮れば撮るほど、沼にハマるレンズ
買ってから1,2日の間は「やっぱり重いなぁ…」とか思っていたはずなのですが、そんな気持ちはどこへやら。いつのまにか重さを感じなくなってしまいました。
“重くない”というわけではなく、”重さを感じなくなるくらいこのレンズが好きになった”という表現のほうが近いかもしれません。
スッと取り出し、シャッターを切るだけでそこにあるボケ感と解像感。一度撮影してしまうとこのレンズの魅力に取り憑かれていきます。まさに「撮れば撮るほど、沼にハマるレンズ」。
使ったことのない人は、ぜひ一度試してみてください。