本日も”Webledge“をご覧いただきありがとうございます。管理人のけーすけ(@webledge_blog)です。
今回は珍しく本のご紹介をしたいと思います。最近もっと魅力的な文章をかけるようになりたいな〜と感じて色々と本を買い漁っています。
ちょうど先月末に発売された「ミスがなくなるすごい文章術」を読む機会に恵まれ、これがなかなか良い本だったのでご紹介したいと思います。
毎日新聞の校閲グループの本なので、結構お堅い本かと思いきやスラスラと読めるし、ブロガーには非常にためになる本だと感じました。
あなたは文章の間違いがわかりますか?
早速問題から。この本「ミスがなくなるすごい文章術」にも普通に掲載されているこの3問をまずはお聞きしたいと思います。
- 前倒すことはやむ得ない
- 自信なさげに例を上げる
- 高齢な人がすごい多い
・・・いかがでしょうか。早速答え合わせをしましょう
- 前倒すことはやむ得ない→前倒しにすることはやむを得ない
- 自信なさげに例を上げる→自信なげに例を挙げる
- 高齢な人がすごい多い→高齢の人がすごく多い
いかがでしょうか。ちなみに僕は「自信なさげ」は間違いだとわかりませんでした。
だいたいこの答えを聞いて、「自信なさげって普段いうじゃん!ブログには関係ないね!」っていう人が多いと思います、というか僕もその一人でした。でもこの本の言いたいところはそこではありません。
この本の良いところは、その言葉が正しい理由やその言葉が使われるようになった背景、現在どのくらいその言葉がメジャーになりつつあるのかなどを参考として提示してくれているところです!
「こっちの言葉の方が正しいよ!」
というだけではなくて、
「この言葉はこっちの方が正しくて、実際にこのくらい認知があって、どうしても気に食わなかったらこの言葉はどうでしょう」
みたいな言い方をしてくれます。これが他の本と大きく違うところで、なるほどな〜と納得しながら読める感じがあります。
青文字だけ読んでもスラスラと読める
ぶっちゃけていうと、青文字の部分だけ読んでも内容がすらっと入ってきます。この本の大事な部分はだいたい太字になっているのですが、さらに大事な部分は青文字になっています。
結果だけ知りたければ章のタイトルと「point」の部分だけ読んでもなんとかなる。読んでいると結構細かい説明も多く、僕自信も少し飛ばしながら読みました。笑
普段本を全く読まないので、こういう本は苦手だったのですが、読み飛ばせるということでだいぶ肩の荷がおります。
ページは全部で250ページくらいあるのですが、だいたい1~2日で読めてしまう内容です。忘れたら辞書のような感じで索引ができるので、パラパラ読むのもありだとおもいますよ!
ここまでスラスラと要点だけをつまんでも、最後まで集中して読めるのは文章の完成度が高いからでしょうか?さすが普段から校閲している方の本です・・・
まとめ:辞書的な感じで一冊持っておくと安心。
本なんて久々に読みました。実際に読んでみると「当たり前だろ!」という言葉もあれば自分の認識と違う言葉もしばしば。
この本の中でも、「丁寧語と非丁寧語を混ぜても自然な文章にできる」ということを書いてある部分があり、僕はすごく安心しました。だって僕のブログがそのような文体だから。
自分の感覚があっているのかって第三者に評価してもらうしかないですからね。あ、ちなみに僕はナタリーの「新しい文章力の教科書」も読みました。
この本は「どうすれば完読される文章になるか」ということについて80個くらいのヒントを記載しており、これまた良い本ではあるのですが、今回の「ミスがなくなるすごい文章術」の方が実際の文章に活かせるものは多いのかもしれませんね。
「良い文章を書くには何回も読み直せ!」よりも「こういう風に書くと伝わり方が違うよ」と言われた方が納得できる気がしますしね!
さて、最後にまた問題です。下記の文章はあっているか、間違っているかわかりますか?
- 海を臨む
- 行方不明の家族を探す
- 緊張で固くなる
- 拍手が沸く
- 各国ごとのルールはまだ未定です
答えは本の中で!