日々技術は進化していて、身の回りのものも数ヶ月経つと考えてもみなかったクオリティのものに進化していることがよくある。
イヤホンもそう。ちょっと前まではワイヤレスよりも有線の方が圧倒的に使いやすかった。
ワイヤレスだと音質は悪いしすぐ途切れるし遅延はあるし高いし…それが今ではほぼ解決されています。
しかも意外に手に入れやすい価格で。
今回僕が紹介したいのがそういうワイヤレスイヤホン。価格も音質も”ちょうど良い”やつです。
ANKERの完全ワイヤレスイヤホン「SoundCore Liberty Neo」
今回僕が紹介したいイヤホンが「SoundCore Liberty Neo」というアイテム。（僕の持っているのは第二世代のものです）
ワイヤレスイヤホンというと
- ネックバンド型
- 完全ワイヤレス型
の2タイプがありますが、こちらはケーブルが一切ない完全ワイヤレスのタイプ。
ケースから取り出すだけで一瞬でスマートフォンとペアリングされて、次の瞬間にはハイクオリティなサウンドで音楽を楽しめる優れものであります。
今ではSONYから2万円以上もするワイヤレスイヤホンなんかも出ていますが、SoundCore Liberty Neoは4,000円台。この2機種の間に価格ほどの音質差はありません。
そのくらいハイクオリティな音質です。
コンパクトで携帯性も抜群で、バッテリー長持ちで防水と機能面も最高。値段も考えると今まさにちょうど良いベストワイヤレスイヤホンです。
↓動画でもレビューしていますのでぜひチェックを！
携帯性の高い、小さなケース
もう少しSoundCore Liberty Neoのことを詳しく紹介していきたい。
まず個人的に推したいポイントが一つ。その携帯性。
このケースがめちゃくちゃ小さいんですよ。以前にレビューしたZolo Libertyでも小さい方だなぁと思ったものですが、そこからさらに二回りほど小さい。
これだけ小さいとちょっとキツめのパンツのポケットにだって入ります。ポケットになんでも詰め込みたがる男性にはうってつけ。
ケース含めて重さは51g。イヤーピースは片耳6.5gと非常に軽く、持ち運びにストレスがありません。
ケースにはMicro USBのポートがついていて、ここにケーブルを差し込んで充電をします。
イヤーピース単体だと3.5時間ほどのバッテリーも、ケースを含めるとフル充電で約20時間。一日3時間ほどしかイヤホンをつけないので一週間ほどは充電せずに使用ができます。
イヤホンはついつい充電を忘れてしまうので、バッテリー持ちは結構重要なポイント。
電池の残量はケースのLEDで確認。
| LED点灯数 | バッテリー残量 |
|---|---|
| 1つ | 0～30％ |
| 2つ | 30％～70％ |
| 3つ | 70％～100％ |
上の表のとおりに電池の残量が確認できます。
ケースから取り出すだけで一瞬でペアリング
ケースからイヤーピースを取り出せばすぐさまペアリングモードに。一度ペアリングしたことのあるスマートフォンであれば一瞬でペアリングが完了し、すぐさま音楽を聴くことができます。
SoundCore Liberty NeoはBluetooth5.0に対応していて、以前のBluetooth4.0よりもより高速に、より安定的に接続できます。
つまり途切れも少なく、音の遅延なども少ないということ。動画をみる時にもストレスを感じません。人混みの中でもほとんど途切れないというのがBluetooth 5.0の強みでしょうか…！
ペアリング後は音楽を聴くだけ。
両イヤーピース共にロゴの部分がスイッチとなっており、スイッチを操作することで曲送りなどを操作することもできます。操作は下の表のような形。
| 操作 | アクション |
|---|---|
| シングルタップ | 音楽の再生/停止 電話の通話/終話 |
| ダブルタップ | 音声アシスタント（Siri）起動 |
| 右を1秒長押し | 曲送り |
| 左を1秒長押し | 曲戻し |
| 3秒以上長押し | 電源オフ |
音量の操作などは全てスマートフォンなどの音楽プレイヤーからすることとなります。
そもそも曲送りや再生・停止なども僕はスマートフォン側でやってしまっていますが…
SoundCore Liberty Neoの音質は解像感抜群
さて、肝心の音質の話。
SoundCore Liberty Neoは同じ価格帯のイヤホンよりも圧倒的に音質が良い印象です。
安いイヤホンにありがちな音の偏りなどがなく、一番聴きやすい中音域を中心に音が広がっていきます。
低音がしっかり目に管理されているので、ベースやバスドラムの音が聴きやすいのも嬉しいところ。だからといって全体の音がつぶれることはなく、全ての楽器・ボーカルがしっかりと鳴っているのがわかります。
「シャリ」という音が少なめなので高音域は控えめではあるのですが、こもっているような印象は受けません。臨場感がありつつも非常に聴きやすい。
最新のSoundCore Liberty Airと比較してもNeoがおすすめ
AnkerのSoundCoreシリーズにはこのLiberty Neoの上にもう一つSoundCore Liberty Airという最新のモデルがあります。
このAirPodsのようなイヤホンが最新ではあるのですが、こちらのAirよりも僕としてはNeoの方がおすすめです。
ざっくりと比較するとこんな感じ。
| 名前 | SoundCore Liberty Neo（第二世代） | SoundCore Liberty Air |
|---|---|---|
| ドライバ | 最新 グラフェン ダイナミックドライバ | 最新 グラフェン ダイナミックドライバ |
| Bluetooth | ver.5.0 | ver.5.0 |
| 連続再生時間（本体） | 3.5時間 | 3.5時間 |
| 連続再生時間（ケース） | 20時間 | 20時間 |
| 防水 | IPX7 | IPX5 |
| 価格 | 4,999円 | 7,999円 |
ほぼスペックは変わらないというか、そもそも音質が変わらないんですよね。
バッテリー持ちやBluetooth規格なども変わりなく、防水性能に至ってはNeoの方が一枚上手となっています。
なのにNeoの方が3,000円程度安い。
実際にAirの方を使ったことがあるわけではありませんが、Neoで十分使いやすく感じていますので、音質が同じならやはりNeoの方がおすすめです。
かなり満足度の高いワイヤレスイヤホン
ここにきてぐっとワイヤレスイヤホンのクオリティが上がり、満足度も一気に上がった印象。
少し前までは4~5000円では音の途切れや遅延が気になり、音質もそこそこだったのが完璧に改善されました。
もちろん2~3万円のワイヤレスイヤホンを手にしたい気持ちもありますが、日常使いにはこれで十分。作業の時にも休憩中も通勤中も、僕はこれで音楽を聞いています。
今からワイヤレスを使ってみたいという方、こいつはめちゃくちゃおすすめです。
↓動画でもレビューしていますのでぜひチェックを！
