最近ポートレート撮影にハマっています。
“単に人を撮る”だけではなくて、その人の魅力を自分なりに表現するために撮影場所を決めたり、服装を決めたりするのが面白い。自分でしっかりと作り込む感覚が楽しいです。
ポートレート撮影にはいくつか定番と呼ばれる撮影場所があって、葛西臨海公園はその”定番”の一つ。
ちょうど新しいSIGMA 135mmのレンズも買ったし、モデルもつかまったので撮影にいってきました。
駅を降りたら早速クリスタルビュー方面へ
僕自身、実は初めての葛西臨海公園。定番の撮影場所だという話は聞いていたものの、撮影以外に行く理由が見つからず(デートとかで行けばいいのですが)、タイミングがなくてずっと行けていませんでした。
「とりあえずクリスタルビューへ向かえ」
と友人から言われていたので、ところどころにある案内板を頼りに、クリスタルビュー方面へ向かいます。駅からは一本道なので迷うこともないはず。
こちらがクリスタルビュー。全面ガラス張りという噂は本当でした…!当日は風が強かったので主にクリスタルビュー内で撮影することに。
クリスタルビューで自然光の差し込むポートレート撮影
早速クリスタルビューにて撮影していきます。
日曜日に行ったにも関わらず人はほとんどいなかったため、広く場所を使いながら撮影することができました。
周りから綺麗に光が差し込んで、被写体が綺麗に浮かび上がります。白い壁が自然のレフ板として活躍してくれるので、肌がふんわりキレイに仕上がります。
光をうまく利用すると、スタジオでストロボを当てたような雰囲気も演出できます。
場所や撮影時間によって光の加減が大きく変わるので、ついつい色々試したくなります。これはポートレート撮影の定番と言われるだけあるわ…
クリスタルビュー内はあまり空調が効いていないため、真夏に行くとしんどそう。この日もまだまだ暑い日が続く9月頭の撮影だったため、汗だくになりながらシャッターを切っていました。
海辺で撮影するのも面白い
クリスタルビュー内で一通り撮影したので、少し散策しながら、別の場所で軽く撮影していきます。
葛西臨海公園はこのクリスタルビューだけではなく、海辺や草花と一緒に、いろんなロケーションで撮影できるのが良いところ。
海辺でパシャり。135mmのパワーで、全身を入れてもしっかりと背景がボケてくれます。
前ボケを入れるのも135mmの得意とするところ。少し逆光めに撮影すると、光で髪がふわっと浮かび上がります。
大観覧車の下で自然と一緒にポートレート撮影
海辺でも一通り撮影ができたので、大観覧車のほうへ向かいます。大観覧車下の芝生広場には季節によって様々な花が咲くとのこと。
ちょうど9月はコスモスの季節。オレンジのキバナコスモスが美しく咲いています。
このキバナコスモスと一緒に撮影を…!と思ったのですが、何やら立ち入り禁止になっていたので撮影を断念。季節的に入れないのかな…?
少し場所を移動して、木漏れ日の下で撮影。
光がふんわりと差し込み、クリスタルビューで撮影したものとはまた別の仕上がりになりますね。
様々なカットが撮影できる葛西臨海公園
昼過ぎに集まって、17時くらいまではほとんどノンストップで撮影をしてしまいました。少し歩くだけで全く別の世界を演出できるのが面白い。
また季節が変わったら違う雰囲気が見られるのかな。ちょくちょく撮影しにいきたいと思います。
モデル : まりこ(@den_maru_t)さん | Twitter
今回の撮影機材
今回はSONYのα7IIIにSIGMAの135mm F1.8を装着して一日中撮影しました。
ふんわりとしたボケと、ピント部の綺麗な描写。このレンズなしでは今回の空気感は撮影しきれませんでした。