愛媛に行こうと決めたのは2ヶ月ほど前。結構前から計画をしていたのに予約がギリギリになってしまうのはなぜなんでしょうね。
予約せねば…予約せねば…と思って毎日Googleを眺めるも、「じゃらん」のワードをGoogleの検索窓に入力する気にならない。
そうこうしてもいられない時期になり、さすがに焦りを覚えた僕がやっとの想いでじゃらんを開いて「愛媛 道後温泉」と検索したのは旅行の一ヶ月前のこと。候補はわんさか出るものの、一ヶ月前となると結構埋まってしまっていてビジネスホテルか高級旅館の二択になってしまうことが多い。
うんうん唸りながらせめて雰囲気のいいホテルを…と選んだ宿が「道後 やや」。今回は宿は安いから宿以外で楽しむしかないと思っていたのですが、意外や意外、想像以上にきれいでサービスも良い優良宿でございました。
リーズナブルでも良質。愛媛 道後のホテル「道後 やや」
一見旅館のような外観。こちらが今回宿泊した「道後 やや」。愛媛県松山市のメイン観光地である道後温泉周辺、駅から5分程度で宿までたどり着けるアクセスのよさも魅力的なホテルです。
こんなにアクセスも良く、外観も内観もきれいそう。しかもネットでの口コミ・評価も「とにかくおもてなしが良い」と高評価。なのに価格は一泊あたり一万円以下で宿泊できるプランもあるというたまげた宿なのです。
なんでこんなに安いのか…とちょっと考えてみたのですが、
- 内風呂がない(シャワーはあります)
- 部屋が狭い
の2つくらいしか理由が思いつかない。とはいえ、風呂に関しては道後温泉が目と鼻の先にあるので問題がなく、特別宿を楽しむ旅ではない限り部屋の広さもそこまで求めていなかったのでこの安さは僕にとってはとても魅力的。
事前に口コミとかも探して見て置いたのですが、その評価以上のものがこの宿にはありました!
内も外も和モダンな雰囲気で美しい
道後ややは外観も内観も和モダンで統一されています。
入り口をくぐると名物である”みかんジュースの蛇口”があります。なんと、ひねると温州みかんジュースが無限に出てくるというなんとも心躍る蛇口です…!これが自宅にあればと日々想いを募らせているのですが、多分あったら一瞬で巨漢になってしまうので自宅導入は避けた方が良いと思います。
こういう時にしか飲めないという特別感を感じながら思わずグイッと一杯。いやぁぁぁぁぁああ…フレッシュですなぁ…
館内もかなり清掃が行き届いているようで、とってもキレイ!和の雰囲気も感じるので無機質な感じはなく、むしろホテルなのに温かみを感じるのが良い。
今回はダブルベッドのシングルルームという一番狭めの部屋をチョイス。まぁ想像通り狭くはありましたが、部屋にいる時間がそこまで多いわけではないいので不便には感じません。
内風呂はないものの、シャワーもあるしアメニティも充実しているので十分満足です。あと、トイレが結構広かったので座りながら考え事をするにはベストだなと思いました。
温泉へは浴衣に着替えて
お風呂に浸かるならすぐ近くの道後温泉へ。道後温泉施設には「飛鳥乃温泉(あすかのゆ)」「椿の湯」「道後温泉本館」の3つがあるのですが、どれも徒歩5分程度でさくっと行くことができます。
ちなみにこの上の写真は「飛鳥乃温泉(あすかのゆ)」。2017年の暮れにできた施設なので道後温泉施設の中でも一番綺麗。
こちらが道後温泉の本館で、一番風情のある見た目をしている施設。2019年から長期間の改装工事が始まってしまうとの話なので、今回は「飛鳥乃温泉(あすかのゆ)」ではなくこちらの本館に行こうと決めていました。
温泉へ出かけるときは宿にある浴衣と下駄で。この格好でさくっと出かけられるなんて最高。。ビールをグイっといきたい気分になります。
タオル・アメニティは宿のものを
バスタオルは旅館が用意した今治タオルを選んで持っていきます。入り口にある「タオルバー」にて自分の好みのものを選びましょう!もふもふなものからしっとりしたものまでラインナップされているので好みのものが絶対にあるはず。
道後温泉の施設にはシャンプーなどのアメニティがないため、あらかじめ宿から持っていくようにします。道後ややから持っていったシャンプーやらボディソープはみかんの香りがする結構上質なものでびっくり。こだわりを全身全霊で受け止めることができますね。
次のページからは道後ややのメインである”食事”をご紹介…!