SONYのミラーレス一眼 α6000が軽くて初心者におすすめのカメラ

本日も”Webledge“をご覧いただきありがとうございます。管理人のけーすけ(@webledge_blog)です。

最近の趣味はカメラと断言してしまっても良いだろうというくらいにはまっている僕。この1年くらいではじめたはずの趣味もあれよあれよと気がつけば全身どっぷりと漬かってしまっていました。

あぁ。。オタクだ・・・と少し自己嫌悪に陥りそうになった時に相方から「私もカメラ買おうかな」の一言。

ま・・・まじか!!つまり、もしも相方がカメラにはまった場合、デートの時に三脚を立ててF22で30秒露出をしても怒られないということ!?

ということで単に良いカメラを買うだけではなく、ちゃんと使って”ハマる”カメラを買ってあげなくては!と今回のカメラ探しが始まりました。

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初心者のほしい!が詰まっているSONYのミラーレス一眼SONY α6000

色々悩んだ末に今回購入したのがSONYのミラーレス一眼 α6000です。

大体の予算を決めつつも、普通のデジカメとか大きな一眼とかも試しながらだったので最終的に3時間くらい迷った末にこいつに決めました。決めたのがこいつ。

でもこれが最高の選択でした。

普通の一眼は重いし大きい。かといってコンパクトデジタルカメラはボケ感がない。選択肢をミラーレスに絞りつつも、一つ一つ試してα6000にたどり着いたのにはちゃんとした理由があります。

SONY α6000は価格が安い

まずは価格の安さ。値段も大事なポイントの一つです。

「一眼レフって10万円以上するんでしょ~どんだけ~!」とかよく言われるのですが、それはスペックを求めてしまうと…という話。実際は全然10万円以下で納得のいく写真が撮影できます。

今回のα6000は新品だと6万円程度。2~3万円のレンズを新品で購入したとしても10万円以内には収まる計算になります。

また、中古だと本体が4万円くらい、レンズを抑えれば何とか5万円で抑えることも可能かもしれません。

しかしながら、本体以上にレンズ選びは重要なポイント。あまりにも安いものを購入すると後悔しますので、後ほどレンズについても紹介します。

めちゃくちゃ軽い

軽さは味方。一眼レフを持ち歩くのが億劫になる理由選手権を開催したら圧倒的第一位は「重さ」になるでしょうからね。

カメラはほとんどの時間を首からかけている状態になります。普段カメラに慣れていない方、特に初心者の方や女性であれば軽さは必須。首が疲れてしまいますから。

大体一眼レフのカメラは、軽いものでも本体だけで500g程度なのですが、α6000は本体だけだとバッテリーなど全部含めても344gとむちゃくちゃ軽いです。軽いレンズをつければレンズ込みで500g以下。

SONYのフルサイズミラーレス一眼 α7RMⅡも相当軽いカメラですが、それでも本体は500gを超えます。

ボケ感はもちろんあるぜ!!

Alpha 6000 6

軽いにもかかわらず侮ることなかれ。α6000はセンサーサイズがAPS-C(プロがよく使うフルサイズというものより一回り小さいサイズ)となっていますので、ボケ感は十分。

もちろんレンズにもよりますが、「こんなにボケるの?」という感じにちゃんとボケます。笑

相棒がカメラを始めるにあたってコンパクトデジタルカメラも検討したのですが、この「ボケ感」がいまいちというところでミラーレス一眼を選択しました。

だって…

ボケないと写真は楽しくないじゃない!!

いや、もちろんボケが全てではないですが、写真の初めたてはボケ感に病みつきになる人がほとんどのはず。

今回は”良いカメラを買う”だけではなく”ちゃんとハマる良いカメラを買う”のが目的なので、ボケ感は重要な指標の一つです。(レンズによってボケ感は変わるのでご注意を。)

画質は2430万画素となかなか最高

有効画素数は2430万画素。十分すぎる画素数です。ちなみにiPhone7の画素数は約1200万画素なので、単純に倍くらいの画素数がありますね。

正直、良い写真を撮影するのに1000万画素以上あれば十分かもしれませんが、僕の持っているα7R Ⅱが4240万画素ということを聞いてしまって、相方は「2000万画素以下のカメラはちょっと…という感じでした。

…まぁそりゃそうですよね。画素が多い方がなんか安心感あるもん。

α6000はファインダーがある

正直、なくても綺麗な写真は撮影できるはずのファインダー。でもね、これがあるだけで一眼を撮影しているときの”なんか本格的感”が得られます。

いい画質で撮影できる、ちゃんとボケる、というのはもちろん大事なポイントですが、ファインダーをのぞいて「私、一眼で撮影しています」というその優越感。それが欲しい!

多分これがないとなんとなくカメラにはまらないと思います。これは感覚ですが、一眼レフを購入するならある方が絶対に良い。

ちなみにα6000の一段下のモデルであるα5100は、ファインダーが付いていません。

Wi-Fi機能つき

女の子にはこれが大事ですよね。というかカメラ買いたい!って思ってる人が絶対PC持ってるとは限りませんしね。

撮影→スマホに転送→SNSにアップ

のルートがシームレスに行えないとストレスなんです。笑

僕も同じようなクチで、すぐさまスマホに共有してTwitterでアップしたいタイプ。Wi-FiがあるだけでこんなにもSNSが豊かになるとは…

SONY α6000と機種との比較

低価格ということで迷った機種との比較をしてみます。他にNEX-7も迷ったのですが、NEX-7はWi-Fi機能がついていないというところで却下しました。

NEX-6はWI-Fiが付いているのですが、1610万画素(ちょっと心もとない)でかつ、中古の価格もα6000と同じなのであまり購入価値を感じませんでしたので、除外。

ということでその他検討機種を比較。結局現行品が残りました。

α6000 α6300 α6500 α5100
有効画素数 2430万画素 2420万画素 2430万画素
 センサーサイズ APS-C
ISO感度 100~25600
AF方式 ファストハイブリッドAF/コントラスト検出方式
連写 最大11コマ/秒 最大6コマ/秒
Wifi
動画 フルHD 4K/フルHD フルHD
ボディ内手ブレ補正 × × イメージセンサーシフト方式5軸補正 ×
重量(バッテリー、メモリーカード込み) 約344g 約404g 約453g 約283g
本体価格(新品)※Sonyストアでの価格で計算 59,880円 99,880円 149,880円 51,880円

比較表はこんな感じでした。

まずね、α6500は高い。。α5100の3倍という価格。中古もあまりまだないのと今回の予算からバリバリオーバーしてしまうのでちょっと難しいかな。まぁその分高感度だったり、内部では細かい部分がかなりアップデートされてはいるのでしょうが・・・

α5100はめちゃくちゃ軽くていい感じだったのですが、ファインダーがないんです。これはきつい。そして操作性もむちゃくちゃ悪いです。もう本当に初心者用という感じ。だってダイヤルが一つしかないんだもん。

さて、残るα6300ですが、α6000と細かな違いはあれど大きなところは4Kが撮影できるかどうかくらいの差ですね。ここに4~5万を払うか・・・と言われると否でした。

ということで最終的に色々検討して残ったのがα6000。操作性もよく、機能もバッチリで相方もかなり気に入った模様ですです!!

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SONY α6000の気になる点

実際にSONYα6000を使ってみて気になる点もちょくちょくあったので、先にこちらもご紹介。

ディスプレイの性能があまりよくない

α6000を使っていて気になる点の一つがディスプレイ。SONY α7IIなどのプロ用シリーズと比較するとディスプレイの性能があまりよくないなと感じます。

撮影できている写真をiPhoneやPCなどで見るとかなりの高解像度で撮影できていることがわかるのですが、カメラのディスプレイではそこまでキレイには移りません。

普通に撮影する分には気にならないかもしれませんが、今までプロ用機をよく使っていたという方などは一度確認してみることをおすすめします。

あわよくばもう一つダイヤルを

ダイヤルはもう一つ欲しい。

これまたプロ用機を使っている方しか気にならないかもしれませんが、ダイヤルがもう一つあればもっと素早く自分の好きな設定にできます。

シャッタースピード・ISO・F値を好きに設定できる。

ある程度オートで撮影するという方には全く問題ではないかと思いますが、

「全部マニュアルでやりたい!」

という猛者の方は一度確認してみることをおすすめします。

レンズはSONY 35mm F1.8を購入。

さてさて、画質…というか写りについてはレンズで決まるもの。もっと安いレンズはあったかもしれませんが、今回はSONYの純正レンズ35mm F1.8(SEL35F18)を購入しました。

理由は単純。使いやすく、ボケるから。

標準でついているズームレンズだとF値が3.5~5.6だし、解像感がどうしても物足りなくなってしまいます。初心者が最初に持つのであればちょっとでもボケ感があり、明るいレンズの方が良い。

そのほうが写真を好きになれるはず。

そこで50mmF1.8とも迷うのですが、今回はAPS-C機なので、より肉眼で見える大きさに近く見えるといわれる35mm(換算で53.5mmくらい?)のものにしました!

154gとめちゃくちゃ軽く、α6000とあわせても500g以内に収まる!!今回はマジでこのレンズでよかったと思っています・・・!

作例はこちらの記事を参考にしてみてください!

【レビュー】SONY 単焦点レンズSEL35F18 | 軽くてスナップにおすすめ

江ノ島で撮影したSONY α6000の作例

さてさて、買った次の日にカメラを持ってドライブに行ってきました。せっかく江の島に行ったので、35mm F1.8(SEL35F18)を装着したα6000の作例を。

今回は相方の写真Alpha 6000 10

意外にも撮影能力の高い相方の写真に脱帽。F1.8の解放ばかり使っていると思いきやしっかりとF値を調整しながら撮影していました。

Alpha 6000 9

明るいところでの撮影は全く問題ない。綺麗に描画できていますね。無加工ですが肌の色も非常に綺麗です。

Alpha 6000 7

ISOもそこそこあげても問題ありませんでした。3200程度であれば許容。6400くらいかな気になるかな〜という感じですが、APS-C機でここまで出たら十分かと思いますね。

Alpha 6000 2

F1.8なので丸ボケもくっきりと出ます。夜景バックなら映えますね〜!

Alpha 6000 1

ちょっと曇っていたのですが、夜景も綺麗。三脚でバッチリとF値をあげて撮影しておりました。光芒も綺麗。

こういう写真を撮影するのはちゃんとしたカメラならではですね!

α6000で撮影した室内の作例

α6000と35mm F1.8(SEL35F18)のレンズをもって行ったので、作例としてご紹介します。室内だと暗くなってザラザラの写真が出来上がるかと思いきや、想像以上の画質を見せてくれました。

α6000で撮影した葉っぱの写真 α6000で撮影したOSMO POCKETの作例

まずは比較的明るい場所で撮影した2枚から。ぱっと見てわかるくらいしっかりとボケ感が得られています。ここまでボケ感があれば満足できるはず。

35mm F1.8のレンズのおかげでしっかりと撮影物にもよって、かつボケのある写真が表現できています。

葉脈など、細かい部分もしっかりと表現できています。

α6000のビールの作例

α6000のシンハーの作例

α6000で撮影したモヒートの作例

α6000で撮影したグリーンカレーの作例

居酒屋にて。暗い居酒屋でもここまで明るく、キレイな写真が撮影できます。グリーンカレーめっちゃうまそうじゃないですか…?

ISOは1000前後。実感値ではありますが、ISO1600程度であればネットで使う分にはそこまで気にならないんじゃないかなと思います。

ISO3200まで上がってくるとざらつきが気になるかも。6400はしんどいなぁという感じです。ここは人によって感覚が違うと思いますので、あくまで僕の感覚としては、ですが。

SONY α6000におすすめのレンズ

せっかくカメラを手に入れるならばやっぱりレンズもこだわりたい。ただ、α6000の特徴であるその”軽さ”も大事にしたいので、僕はレンズの重さも考慮してレンズを購入しています。

ここでは、軽くてしっかりと写りの良いレンズ達をご紹介していきます。

しっかりとボケる35mm F1.8

α6000におすすめのズームレンズ 35mm F1.8

先ほどもご紹介した35mm F1.8(SEL35F18)は非常におすすめ。フルサイズセンサー換算で52.5mmと画角がちょうどよく、明るくてしっかりとボケるレンズなので初心者の方には非常におすすめ。夜になってもF値を下げればスナップもいけちゃいます。

154gとめちゃくちゃ軽いですし、被写体にもしっかりと寄れる。初心者の方がレンズを一つ買うというならこれをおすすめします。

A 6000 lens 0002

ちなみにこちら一つ作例。こんな感じでふわっとしたボケ感を得られるおすすめのレンズです。

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スナップ~広角なら20mm F2.8

A 6000 lens 0001

こちらもEマウントの単焦点レンズ。

20mm(換算30mm)という画角はそこそこ広さもあり、スナップに絶妙に使いやすい画角です。自撮りもしやすいし、さくっと撮影しても被写体がゆがまない程度に入ってくれるのは便利。F値は2.8と結構明るめなので、普段使いにはちょうどよいと思います。

先ほどの35mmよりも広角よりなのでボケ感はあまり強くありませんが、重さは69gと、めちゃめちゃ軽いです。

また、こちらのコンバージョンレンズをつけることによってさらに広角(換算24mm)の写真も撮影できるようになり、、1台で2度おいしいレンズとなっています。いや、フィッシュアイ用のコンバージョンレンズもあるので旨味は3倍か。

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ズームができる万能レンズなら18-105 F4

α6000におすすめのズームレンズ 18-105mm F4

大きなズームレンズとしては重さもそこまでなく、F4通しで広角から望遠までいける万能なレンズです。ズームがリングではなくボタン式なので、まるでデジカメを使っているような感覚です。

価格もそこまで高くはありませんが、写りは抜群。詳細なレビューについては別の記事で書いていますので、参考にしてください。

手振れ補正もついているので、いちいちレンズを換える必要のない素敵なレンズです。

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α6000は簡単にカメラにハマれるミラーレス一眼

1日使ってみて、これはかな〜〜〜〜り良いな〜〜!という印象。

何よりめちゃくちゃ軽いですよ。中身入ってる??というレベルの軽さ。そしてその軽さからは想像できない描画力。

Wi-Fiで画像も転送できるし、気軽にボケるのもめちゃくちゃ良い。35mm F1.8というレンズの選択も、価格的にも画質的にもかなりよかったです。非常に使いやすいと言ってくれました!

今回の選択は”今後カメラにハマってくれ!”という願いを込めての選択。その選択としては間違いなく後悔しないセットでした。

初心者の方、ミラーレス一眼に興味のある方はぜひ!

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けーすけ(@saradaregend)から一言。

けーすけ より愛着がわくように。カメラには名前をつけようかという話が出ています。

Eマウントはよいレンズがまだまだ、ある

APS-C用のEマウントレンズの総まとめ

α6000を使い始めて、またα7R2を使い始めてからも結構な時間を使いましたが、Eマウントのレンズはあまりはずれがない気がします。そのくらいいいラインナップがそろっていますが、その中でも僕のおすすめのレンズは別の記事にしてまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

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