α7でも利用できるストロボYongnuoの「YN560Ⅲ」で撮影の幅を広げよう

YongnuoのスピードライトYN560Ⅲ

カメラを持つ者として、いい写真が撮りたいと考えるのは必然。そしていい写真を撮るためにはそれ相応の”光”が必要となります。「自然光は最強だ」と、写真を撮影している時は本当に思います。

しかし、それは昼の話。夕方〜夜にかけては自然光が強く入らないのでなんとか自宅の蛍光灯で賄おうとするのですが、案の丈いい写真にならない。Lightroomで後から露光をあげてもざらざら。

その状況を改善すべく購入したのがストロボ。まだまだ撮影はなれませんが、一つあるとやっぱり便利ですね。ストロボって。

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α7に使えるストロボ「Yongnuo YN560Ⅲ」を購入

今回購入したストロボ Yongnuo YN560Ⅲ

今回購入したのはYongnuoのYN560Ⅲというクリップオンストロボ。monographで紹介されて気になっていたうえ、7,000円前後で購入できる手頃な価格に後押しされ購入することに。今回は動画を作成しているので、こちらも見てください!

純正のストロボはカメラで設定した明るさに応じて自動で光量を調節してくれる機能が付いているのですが、僕自身ほとんどマニュアルのみの利用しかしていなかったため、マニュアルしか利用できない今回のストロボの購入にもさほどためらいはありませんでした。

むしろワイヤレス発光や多灯撮影も可能なので、購入しておいて損はないだろうという確信がありました。

 

僕の利用しているカメラはSonyのα7RⅡ。AmazonではSonyに使えるとはどこにも書いていませんでしたが、Canon・Nikonなどに対応しているもので今のところ問題なく使えています。ちなみにα6000では動作しなかったのでもしかしたらα7系統でしか利用できないのかもしれません。

低価格のわりにしっかりとしている

Yongnuo yn560 1

重さは350g。以前に持っていたニッシンデジタルのストロボの1/3くらいの価格ですが、シッカリ感は一流に感じます。よくある中国製の安物感はまったくない。

ディフューザーやリフレクターも付いている

ディフューザーや白いリフレクターも付いているのは嬉しいところ。

電源ボタンを4秒長押しで電源のオン・オフが可能。カメラ本体の上部につければすぐに撮影ができるという手軽さも魅力に感じています。

明るさはかなり細かく設定可能

YN560Ⅲの背面ディスプレイ

明るさは1/1〜1/128まで設定可能。また各明るさで+0.3~+0.7まで微妙に明るさを調整できる。

Zoomの部分は設定できる照射角度を示しています。24mm〜105mmまで設定可能。数字が大きければ大きいほど光は強くなりますが、光の範囲が狭まります。

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別売りのリモートスイッチでワイヤレス撮影

ストロボ側につけたリモートスイッチ「RF603C」

今回購入したYongnuoのストロボは、別売りのリモートスイッチを購入することによってワイヤレス発光が利用できます。

YONGNUO製 RF603CII-C3 第二世代 ワイヤレス・ラジオスレーブ 無線レリーズ キャノン用セット Canon 1D、50D、20D、30D、40D、50Dなど対応

こちらのリモートスイッチはカメラ側とストロボ側2つで1セット。こちらを利用することで簡単にワイヤレス発光が実現できます。

カメラ側とストロボ側につけるだけで接続が完了

リモートスイッチは単4電池で駆動します。電池のカバーを外すとチャンネルを設定するスイッチが見えるのですが、そこのスイッチを揃えておけばあとはストロボ側を「TRX」に、カメラ側を「TX」にしておくだけですぐに接続が完了します。

ストロボ側にはスイッチをつけなくてもRX(無線)モードでワイヤレス発光ができるのですが、なんとなくマニュアルモードでスイッチをつけて撮影してしまっています。

ちょっと試しに撮影してみたところ、

Yongnuo yn560 12

この暗さの写真が

Yongnuo yn560 11

この明るさで撮影できるようになります。しかも結構光の入り方が自然じゃないですか・・・?

カメラから明るさを調節できない不便さはある

一つ感じたことですが、ワイヤレスで撮影しているとストロボの明るさを変更するためにわざわざストロボを置いた場所まで設定をしに行かなきゃならないというところは少し不便に感じました。

以前もっていたニッシンデジタルのDi700A / Air1のセットではワイヤレス撮影の際にもカメラ側から光の調整ができたので、その点はどうしても少し不便に感じてしまいます。

もちろん、ISOやシャッタースピードで明るさを変更することはできるので、ある程度の光量まで決めたらカメラ本体の設定で少し調節するような形が理想なのかもしれません。

その他の撮影モードについて

各種の細かい設定について説明する

Yongnuo(ヨンヌオ)というのは中国のメーカー。日本メーカーではないため、説明書も英語と中国語のみ。説明書を読んだだけでは全部の機能がわからないんですよね。。。

せめてメインのモードだけでもと読み解いたので、ざっくりと理解してくれると嬉しいです!

マニュアル(M)モード

僕は基本的にこのモードでしか撮影をしません。

マニュアルモードはその名の通り、明るさなどを全て手動で変更する方法です。先ほど説明した1/1~1/128の光量やZoomの値なども全て自由に設定します。

スレーブ(S1,S2)モード

こちらは多灯撮影の際に利用するモードです。他のストロボも併用する時に、マスターのストロボの発光に連動して発光するようになります。S1は発光量を決めるためのプリ発光にも反応して光ってしまいますが、S2ではプリ発光には反応しません。

無線(RX)モード

このモードでは先ほどご紹介したリモートスイッチRF603CⅡに連動して発光します。

先ほどワイヤレス発光の使い方の際にストロボの下にも同じリモートスイッチをつけていましたが、そもそもこれがなくてもカメラ本体にリモートスイッチが付いていれば無線モードであれば連動して発光させることができます。

ただしストロボとリモートスイッチの無線チャンネルを合わせておく必要があるので、その点はご注意を。

 

各モードの説明はこんなところでしょうか。細かいスイッチの機能などはあるのですが実際に利用することは少ないので、今回は説明を省略させていただきます!

光があると撮影の幅が広がる

1万円もしない価格でワイヤレスの発光までできてしまうストロボ。自動での光量調節はできませんが、それを差し引いても魅力の感じられるストロボに感じています。平日が仕事の自分にとっては撮影の幅が広がる大切な機材。

とはいえまだまだ使いこなせていると胸を張って言えるほどは全く撮影できませんので、色々勉強しつつ撮影の幅をもっと広げていきたい。もう一台買えば簡単に多灯露光ができるので、もう一台買ってしまおうかな・・・・

あ、ちなみにストロボ本体に装着するディフューザーは別途購入しました。こちら200円しない価格で光の広がりがかなり柔らかくなるのでおすすめ。どのように違うかとかもまた別途ご紹介したいですね。

次の記事は照明キット

ストロボはささっと撮影できて非常に便利なのですが、光の入り方や加減を調節するのは少し難しい。室内での撮影はストロボだけではなく照明キットという手もあり、これなら光の加減を見ながら撮影ができる。

僕の持っているCRAPHY スタジオソフトボックス照明キットは価格の割に作りはシッカリとしていて、動画の撮影などの際にも利用しています。

こちらなら2灯付いてくるので、まず初めてみたいという方は照明キットも試してみてくださいな!

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