ただいま韓国4日目。韓国に来たことがある人はわかると思いますが、全ての料理がキムチです。辛い。
韓国の中でもチェジュ島という島に来ているのでまだ少ない方かと思っていたのですが、想像以上に辛いものばかり。
見渡す限り韓国料理しか目につきません。そう考えると日本って日本料理意外もかなり多いので他の文化を受け入れる国なんだなぁとしみじみ。
韓国4日間。朝ごはんは抜くと考えて計8食分を全て辛いもので済ませたので、そろそろあっさりとしたものを口にしたいと思って調べたら、チェジュ島はサバの刺身が有名とのこと。
その刺身が予想の斜め上の代物でした。初めに言っておきますが、めちゃくちゃうまいんですけどね。
城山日出峰近くのSeongsan Fisheries Restaurant
お腹がすいてすいて、ようやくたどり着いたのがこちらのSeongsan Fisheries Restaurant。
チェジュ島の観光スポットの一つ、城山日出峰の近くにある鮮魚のお店です。店の前には水槽があってわらわらと魚が泳いでいるのが見えます。
ネットで鯖(韓国語で「고등어」)を検索したところなんとか引っかかったお店がここだったので迷わずに入りました。
まず、なぜかチヂミがくる
早速ビールを注文して、一息つきます。
メニューは全て韓国語なのですが、優秀なアプリ「Google翻訳」でなんとか解読し、注文ができました。Google翻訳最高ッ!
そしてお目当てのサバを注文します。日本人だということを理解してくれたのか
「SASHIMI??」
と聞いてくれたので首を縦に振ります。そしたら出てきたのがなんとチヂミ。
呆気にとられて完全に写真を撮り忘れたのですが、結構大きめのチヂミが登場しました。サンチュとかにんにくとか2種類のソースとかと、チヂミ。
間違いなく美味しいんですけど、僕の欲しかったのはこれじゃない。サバの刺身が食べたいんだ…!
安心してください、サバも出てきました
店員さんの様子を見ながらチヂミを食べ続け、なんと完食。…あれ、僕サバ頼まなかったっけ?
と思った矢先についに登場しました。
これこれぇ!!!これですよ!僕の求めていたのは!!!
早速食べよう…としていると店員さんが食べ方を教えてくれるとのこと。「わさび醤油で食べたいねん」と心の中で呟きながらもそんな声が聞こえるわけもなく、にこやかな表情で店員さんが食べ方を教えてくれます。
まずサンチュをとって
雑穀米(?)をINします。
よく日本ではチヂミにつける、ネギの浮いたポン酢醤油ソース with トウバンジャンに刺身をべったりとつけてそれもIN
好みで青唐辛子やニンニク、トウバンジャンなど追加して完成!
完全にサムギョプサル。サムギョプサルのサバVer。おそるおそるいただくのですが…これがうまい。
結構がっつりとにんにくが効いているので口の中がすごいことになるのですが、身のしっかりとしたサバと調味料との相性が良いのです!
信じられないくらいビールも進む。
日本では寿司とか海鮮丼とかにして食べることが多いのでついつい大量のお米を求めそうになるのですが、こちらのサバは一発の量が多いので小さな雑穀米で十分でした。
日本では考え付かない食べ方
辛い。とにかく青唐辛子が辛いので、苦手な方は控えた方がいいような気がする。
にしても醤油+ワサビでの食べ方が染み付いている自分にとっては考えられない食べ方であったことは間違いありません。
そしてクセになる。
こういう食べ方があったとは…。違う文化圏に行くといつでも新しく面白い発見があります。