本日も”Webledge“をご覧いただきありがとうございます。管理人のけーすけ(@webledge_blog)です。
先日ブロガーの仲間で韓国に来ました。
僕にとっては初の韓国。準備は万全にしておきたいということで「ili」という即時翻訳機を手にして韓国に降り立ちます。全体をバッとまとめた動画がこちら
「ili」という翻訳機の紹介は「まる」という記事でしっかりとご紹介しているので、今回は実際に使ってみたシチュエーションやコツなど、使ってみてわかったことなどをご紹介したいと思います。
日本語が通じる店が多い、韓国
韓国ってびっくりするくらい日本語の通じる店が多いです。歩いている一般の方でも多少であれば日本語が通じるくらい。
夜になると「おでん」と書かれたのれんのある屋台も出るくらいですから、基本的には日本語でもOKな雰囲気があります。
それで通じなかった場合にiliを!と思ったのですが、日本語の次は英語が使えるんですよね。英語に詳しいわけではありませんが、「yeah」とか「uh」とか言えばジェスチャーなんかでなんとか通じるのが英語の不思議なところ。
通じない時の手段としてiliを使う
日本語も英語も比較的通じる国なんだ・・・!と安心していると、足元をすくわれるのが韓国の怖いところ。
意外と肝心なところが通じなかったりするんです。
例えば、飲食店でもメニューを選ぶ時に「this」とメニューを指差しながら伝えれば通じるでしょう。でも、そのメニューが多いのか少ないのか、辛いのか辛くないのか・・・などは正直わかりにくい。
そういう細かい詳細を聞く時にiliはめちゃくちゃ便利に感じました。
例えばこのタッカルビとか。海外の料理って自分の感覚とは違ったものが出てきてしまう場合もあるので、辛いのが苦手な方にとってこういう細かい部分が聞けるのはかなり助かるはず。
僕は辛いのが好きなので「ぜひ辛くしてください」と伝えましたけどね。
実際にiliを使う時のコツ
「韓国は日本語が通じるからiliはいらないかも・・・」
とか思っていた旅行初め。日本に帰って来て韓国旅行を振り返ってみると使ってよかったと感じる場面が多かったと感じます。
「こういうのはあまり伝わらないんだな」とか「こんなこともできるのかい!」などの発見ももろもろ。その辺、ちょっとしたコツとしてご紹介したいと思います。
固有名詞でも「伝わる」「伝わらない」がある
「ソウル」とか「ミョンドン」など、都市の名前は比較的通じます。なのでタクシーで「ソウルに行きたいです」というとするっと通じる。
あ、そうそう。タクシーには何種類かあって、ちょっと高級な黒いタクシーは日本語が通じるみたいです。ソウル市内でもっとも多く走っているオレンジのタクシーでは基本的には日本語が通じないのでご注意を。
あ、ちょうど今思い出したのですが、「ヨンサン」というところに行きたかったとき、一回iliを使っても通じなかった時がありました。「龍山」と書くので、韓国では読み方が違うのかもしれません。
少し話がそれましたので本題に戻ります。
駅の改札にて、韓国鉄道の名前であるはずの「A’REX」という言葉は通じませんでした。「A’REXに乗りたいです」と翻訳しても「???」という返答のみ。
帰国して調べてみたところ、僕たちは「アレックス」と呼んでいたこの鉄道は「エーレックス」と呼ぶらしい。固有名詞はこのように呼び方が違ってしまう場合もあるので難しい。止むを得ず固有名詞を使う時は「これ」と指差しながら伝えるといいかもしれません。
「〇〇したい」という言葉のほうが良い
「〇〇はどこですか?」とか「〇〇はありますか?」という疑問系の言葉は通じるのですが、あまりおすすめしません。なぜなら、疑問系で聞いくと韓国語で返ってきてしまうから。無論、僕は全くわかりません。
先ほども話した通り、僕がiliを使ったのは日本語も英語もあまり話せない方。そういう方に返答を求めてしまうともれなく韓国語で回答が来ます。
その上、なぜか「〇〇したい」と伝えるとジェスチャーとかを積極的に使って教えてくれることが多かったです。もしかしたらこういう少し不自然な言い方の方が気を使ってくれるのかもしれません。
たしかに僕も外国の方に「トイレはどこですか?」と聞かれるよりも「トイレに行きたいです」と少しカタコトに聞かれた方ができるだけわかりやすく答えようとしますもん。
「おすすめはどれ?」だけでは伝わらない
日本ではカフェに行っても居酒屋に行っても「おすすめはありますか?」と聞くことが僕はあります。でも韓国ではそれだけでは通じないみたいです。
翻訳した日本語をiliでリピートしてみても、ちゃんと翻訳はできているようだったのですが、なぜか伝わらない。
食べ物であれば「オススメの食べ物はありますか?」だったり、服屋などでは「人気のボトムスはありますか?」などと少し詳しく聞くとちゃんと伝わりますので、ちょっと面倒でも細かく伝える方が良いみたいです。
少し細かめにいうくらいがちょうど良い
始めはiliを甘く見ていました。
「どうせ難しい言葉はあまりうまく翻訳できないんじゃないでしょ」とか思っていたのですが、むしろ逆。細かく行ってもiliはしっかりと翻訳してくれるし、その方が伝わりやすい。
こちらの飲み物も
「甘くておすすめな飲み物はありますか」
と聞いて店員さんがおすすめしてくれたもの。前の記事でもちょろっとご紹介した「グレープフルーツティー」です。すごく美味しい。iliのおかげでこの飲み物にたどり着けました。
他にも「お土産のおすすめはありますか?」などではなく、「日本の女性に人気のお土産はありますか?」など細かく聞くと教えてくれます。
「カタツムリ、ニンキヨ」と顔パックを差し出され、そちらをお土産に。店員さんを信じることにします。
iliでプラスアルファの情報を聞き出す
今回の記事でご紹介したように、韓国ではある程度日本語・英語が通じるので、基本情報プラスアルファの情報を聞き出したりする時などにiliは真価を発揮します。
ちなみに電車の券売機に並んでいる時にGoogle翻訳のようなツールを使っている人がいたのですが、券を買うのにめちゃくちゃ時間がかかっていました。
基本的な情報は日本語で、細かい情報はiliで・・・という僕のような使い方をする人にとって、通信などで時間がかかってしまうのは致命的。ささっと出せてささっと翻訳してくれるiliなら、いざとなった時に焦らず済みそうです。
別記事でiliのレビューもしていますのでぜひ!
すぐに伝えられるのがいい。即時翻訳機「ili(イリー)」の新型機を持って韓国に行ってきました
けーすけ(@saradaregend)から一言。