ここまではHASEO氏のFUJIの中判センサーを使った色味のセミナーやイルコ氏の一灯ライティングセミナーの様子をさらっとご紹介しました。ここからはもう一つのイルコ氏のセミナーの様子と、各ブースでの感想などをご紹介していきます。
イルコ氏のライブ撮影セミナー
ニッシンデジタルのブースでイルコ氏のライブ撮影が行われました。これまたさすがのすごい人です・・・
できた写真はこちら
RT大歓迎!今日のステージ見に来てくれてありがとうございます😊
明日も16:00からライブ撮影しまーす
カメラはSONY A7RiiiなんでキヤノンからSONY に変えた理由👉 https://t.co/WFLLVDJ1bZ
キャッチライト作るLEDライト https://t.co/pzdXho54Gb
折畳み背景 by @manfrotto_jp pic.twitter.com/pH43beN1V4— イルコ・光の魔術師 / フォトグラファー (@ilkoallexandrof) 2018年3月3日
ステージの明かりはすべて消し、被写体にしっかり前(斜め45度)からストロボを当てます。そのストロボの対角線上にオレンジフィルターを付けたストロボを用意し、さらに背景に向けてオレンジのストロボを当ててこのような色味にしていました。
各ストロボで別々の色味の光を当てて写真を作っていく姿はもうすばらしいの一言。ちなみにレンズはSigmaの135mmとSonyの85mm。
Sonyのブースチェック
セミナーでもうかなり疲れてしまったので、その他のセミナーはあきらめて各ブースを見て回りました。まずは最も大きいであろう、Sonyのブース。
ミラーレスのαシリーズがキレイに陳列されています。あ、そうそう、先日僕が持っているα7RⅡと最新機種α7Ⅲとの比較記事も書いていますので、こちらもチェックしてくれると嬉しいです。
Sonyのブースでは試写できるカメラに自分のSDカードを入れて撮影できるということなので、お言葉に甘えて自分のSDカードで撮影してきました。
利用したのはα9に100-400mmというレンズを付けたもの。レンズには2倍テレコンバーターを付けているので、200-800mmのレンズに早変わり。その代わりF11~という異様なレンズとなりました。笑
それで撮影したのがこちら。
完全にモデルさんを盗撮している状態です。(もちろんSonyから許可は得ていますよ)
こちら500mmくらいで撮影しているので、相当遠いところからの撮影だということをわかってほしい。それでもかなりキレッキレの写真に仕上がっていますね・・・
α7Ⅲが出てα9がスペック的にかなり宙ぶらりんな存在だと思っていたのですが、瞳AFと20枚/秒の連写能力に感動しまくりでした。
FUJIFILMのブースでX-H1を試してみる
今回のCP+前にはFUJIFILMの最新カメラX-H1が発売されたということもあって、X-H1が試写できるブースが設けられていました。ここでもSDカードを入れて撮影ができるとのことだったのでお言葉に甘えることに。
これまたモデルさんがいい表情してくれるんです。。。ってか各社モデルさんがキレイすぎてビビります。マジで。ずっと撮影され続けるのは相当疲れるだろうなと思いながらも一心不乱にシャッターを切ります。
僕はFUJIユーザーではないので名前しか知りませんでしたが、使ってみましたよ。フィルムシミュレーション。ポートレートのモードで撮影するとこの通り。
肌が自然な色味になりました。これはハマると面白そうや。。。
その他のブースもさくっと紹介
全部ピックアップして紹介することはできないので、気になったところだけを紹介。
ハッセルブラッド
とりあえず普通のカメラ屋さんではなかなか置いていないということでハッセルブラッドへ。中判のミラーレスです。マジで変態カメラだなという感想。
とにかくでかい。そしてシャッター音がやばい。「バチッ」という感じの音です。1億画素くらいあるらしいのですが、カメラのディスプレイだけでは残念ながらその良さはわかりませんでした。。ちょっと次元を超えすぎていて実感できないくらいなのかも。。
Tamron
TamronのSony用レンズ。F2.8通しのズームレンズです。28mmスタートなのが少し難点かもしれませんが、サイズもコンパクトでα7シリーズに非常に相性がよさそうです。
実際に触ることはできませんでしたが、これは買う可能性がでかい商品ですな。。。
SIGMA
SIGMAのEマウントのブースにも行ってきました。新製品としてSIGMAが出してきたEマウントレンズはある分すべて使ってみましたが、どれもいいですね。オートフォーカスめっちゃ早い。
個人的に一番欲しいと思ったのは135mmのレンズ。こいつはボケ感もそうだしオートフォーカスの速度も最高でしたよ。ただやっぱりSIGMAのレンズって軒並み重い。単焦点でこんなに重いんですか・・・というレベルなので、旅行に持っていく可能性も考えるとちょっと足踏みしてしまいますね。
Canon
Canonの最新ミラーレス EOS Kiss Mも見てきました。ラインナップは白と黒ですが、黒のほうが質感がマットで高級感がある印象。何よりコンパクトですね。。
EOS Kiss Mで実際に撮影をしてみましたが・・・それほど感動はないかな。初心者の方向けなのでボタンの数なども心もとないですね。初心者向けに完全に振り切っているので、α7RⅡユーザーは対象外なのかな?
でもさくっと撮影できるあの軽さは魅力的。サブカメラとしては検討の余地がありますね!
中一光学
最後に中一光学というレンズメーカーのブースへ。見てくださいこいつ。
バズーカかよ。完全受注生産の135mmレンズ。お値段33万円。
構えてみたけど、やばいですね。笑 作例の載った冊子を見せてもらいましたが、もういいのかどうかわかりません。3kgという重さは僕の中でのレンズの許容範囲を完全に超えてしまっています。。
店員さんも笑いながら「チュウモンシテクダサイ~」といっていましたが、まずしないでしょうね。面白いけど。
すっごく疲れたけど魅力的なイベントでした
セミナーってあんなに混むもんなんですね。。死ぬほど疲れました。
先ほどかえって2時間くらい意識を失っていましたし。笑 それでもやっぱりこれだけカメラ製品に囲まれると胸も躍りますよね・・・!最新機種に思う存分触れて、気になる写真家にもあえて本当に満足な一日でした!
最後にパシャっととった各ブースの美女を載せておきますね。