Canonのレンズ界には撒き餌レンズというものがあるのはご存知であろうか。1万円あたりの価格で簡単に買えるのに、いかにも一眼レフで撮りましたというような美しい写真たちを映し出す。本当に出血大サービスレベルですね・・・
ということで、今回は安い、いや激安の単焦点レンズ、Canon EF50mm F1.8 Ⅱをご紹介します。
Canon EF50mm F1.8 Ⅱをご紹介
むちゃくちゃ安くて優秀なCanon単焦点レンズ
デジタル一眼レフを購入してまずはじめに購入すべきレンズは、広角でもマクロでもなく、おそらく単焦点レンズでしょう。
広角レンズのように広い範囲全てにフォーカスをあてて撮る(パンフォーカスと言います。)ならばコンパクトデジタルカメラやiPhoneでも可能です。また、マクロに関しましてはいかにもデジタル一眼レフで撮りましたという感じは出ますが、なかなか使う場面が少ないことが欠点です。
そんな中で安くておすすめのCanon単焦点レンズははいこれドン
はい、何を隠そう、安い。
通常のレンズでは安くても2万円くらい、高いと何十万円もするものもあります。そんな中でとんでもなく安いのがこのレンズの特徴です。
めちゃくちゃ安いのに写りは本当に優秀
まぁまずは見てもらいましょう。
画像引用元:http://nochineta.net/archives/268
はい綺麗。何十万もするレンズで撮った写真との違いなんて素人の目からしたら正直わからないかもしれません。
単焦点レンズというのはこの背景のボケが重要で、これはコンパクトデジタルカメラやiPhoneなどのスマートフォンではとれないものなんですよね。
このボケの具合はF値というもので決まっており、このレンズではF値は1.8〜22くらいまで変化させることができると思います。このF値が小さくなればなるほどまぁ単焦点レンズとしてじゃ優秀と考えていただいてひとまずは大丈夫です。F値が1.8だとかなり優秀な方です。
上の写真の情報はないですが、F値は3前後じゃないかな?
3前後でもこのくらいボケるので、F値が最低の1.8だった場合はものすごくボケてくれますね。
まとめ
正直、このレンズが優秀すぎます。50mmという画角が少し狭めなので、風景画を撮るというよりはポートレートよりの画像になってしまうのですが、それでもこんな写真が簡単に撮れるとテンションが半端なく上がります。
正直最初に買うレンズとしてはかなりおすすめです。絶対一台あって損はないかと・・・ただ、使っているうちに物足りなくはなると思います。だから撒き餌レンズって言われるんですね。
ちなみに、最近25年ぶりに上位レンズが出ました。少し画角が広くなって、AFが静かになります。あぁ、欲しい。