北海道の港町 小樽に行ったことはありますか?
札幌市から電車に揺られて3~40分。街並みが札幌とはまた違って少し空気がゆっくりと流れているような感じがして僕は好き。昼は海からくる潮風を感じながら散歩するのが気持ち良いのです。
そんな小樽、夜になるとまた違った雰囲気を醸し出します。人通りも少なくなり、店も閉まり始め、少し不気味な空気が流れ始める。1人じゃちょっと怖いくらい。
そんな夜の小樽で、不思議にもひときわ賑わっている場所があります。
ろまん横丁をしってるかい?
小樽駅から徒歩7分、商店街を抜けた先に「おたる屋台村という」飲み屋が密集した地帯があります。その中はさらに2つの”横丁”にわかれています。
野外にお店が並んでいるタイプの「レンガ横丁」と
複数の店舗が室内に密集する「ろまん横丁」の2つ。
今回僕と彼女のことさんの2人で行ったのは室内式のろまん横丁のほう。なんとこの中に7店舗もの店が並んでおり、フードコートのように各店舗で頼んだ料理を同時に楽しめるという願ったり叶ったりの場所なのです!
つまりですね、北海道の美味しい海の幸もスープカレーも、ザンギだってここでいただける。こんだけ観光客の夢と希望に溢れた場所は他にあるでしょうか?いや、ないだろう。
ろまん横丁の話はまずビール飲んでからでいい?
ろまん横丁の中は左右に店舗が並んでおり、中央の廊下にある机で食事を楽しむことができます。もちろん、各店舗ごとにも席があるので、そこで楽しんでもよし。
机の上にろまん横丁の案内表があるので、これを見ながら店舗をうんうんと悩んで少しずつ料理を注文していくスタイルのようです。まさにフードコート。
いや、フードコートっていうとちょっと失礼ですかね。一つ一つの料理のクオリティが僕たちの知っているそれよりも圧倒的に高いので、”ハイパーフードコート“と呼ぶにふさわしいかもしれない。
ちょっと色々紹介する前にビールをいただいても良いですか?
いいよね?
くうううぅぅぅぅぅぅううううまい!!!!
ビールのこの泡が!液体が!僕の血液と混ざりあって全身を駆け巡るこの感じ、たまんない。
ろまん横丁で好きなものを好きなだけ注文しよう
さてさて、ビールを一口いただいたところで食べ物を注文するとしましょう。
まず目についたのはこの「KOI-CHAN」というお店。
こちらでお寿司や牡蠣をいただけるみたい。”牡蠣”の文字が目に入った次の瞬間には、注文をしてしまっていました。酒蒸しした牡蠣をいただける「牡蠣バケツ」(1,300円)という商品があったので、それを一つ(5個入り)注文。
はい、デカい。
ぷりっぷりです。ジューシーな牡蠣の汁が染み出てきて、口を支配していきます。牡蠣の肉汁洪水。いうまでもなく最高です。
クリーミーな牡蠣をいただいたら、ビールと相性の良いおつまみが欲しくなってしまった。目についたのはザンギでございます。ザンギとは北海道で食べられる、簡単にいうと唐揚げです。
お店に寄ってその味つけが微妙に違うのですが、なぜかどの店で食べてもうまい。そりゃそうか、唐揚げですもんね。
ザンギはこちらの「和風だし伊藤園」で注文できるとのこと。でかいのが4つ程度入ってワンコイン500円。
これがまた、ひとつひとつが僕の想像の一周り以上でかくてジューシー!味付けもしっかりとしていて、とても500円で買えるとは思えないクオリティです。
カレーも!海鮮丼も!
まだまだ行きます。食事の本番はこれから。
牡蠣、ザンギといただいて、次はスープカレーをいただきます。ろまん横丁内にあるのは、小樽の地元民からも絶大な人気を得ている「カリー酒場ケラン」というお店。
北海道に住んでいるおともだちのぱつこ氏から
「ここのカレーがめちゃくちゃ美味しいんですよ!」
と熱弁されたので、ここのカレーだけは食べなきゃならない!と意気込んできました…のですが、当日はなんとスープカレーが売り切れてしまったとのこと。
なんとか無水カレーは作れるとのことで、そちらのカレーを注文しました。悲しいけど、店員さんが驚くくらい美人だったので許す!
こちらがケランの無水カレー。
いや、これがまたびっくりするくらい本格的なお味なんでございますよ。ルーはピリリと辛く、さっぱりとしたライスととても相性が良い。コクはばっちり、卵を割って食べるのがなんとも至高。
こちら普段のメニューではないとのことですが、出せばいいのに!レギュラーメニューを希望するうまさです。
まだまだ行きます。次はこちらの寿し処「彩華」で海鮮をいただきましょう。
寿し処なのでお寿司を注文しようとメニューを見に行ったところ、”海鮮丼”の文字が目に入ってしまった。海鮮丼には目がないんです。。。だって一つの丼にたくさんのネタが乗ってるんですよ!お寿司で食べるよりも断然安いし、もうこれは注文するしかない。
はい、うまそう。もう安定です。エビはぷりぷりでウニは甘くて、マグロは分厚くて食感が…とかいう説明はいらない。わかりきったうまさ。たまんない。
お酒がいい感じに入ってことさんもそろそろ眠そうですね。かわいい。
食べきれないくらい、豊富な種類の”北海道”を食らう
もうさすがに満腹。。これ以上は食べられない。
今回記事で紹介した以外にも
- TEPPAN てつ屋
- 和バル TAKU
- CARROLL GARDENS
などというお店があり、どこも賑わっていました。廊下のテーブルで食べるのではなく、各店舗のカウンターで店主と楽しく話しながら食事をしている人のほうが多かったところを見ると、地元民の方からもかなり愛されている場所なんだなぁと感じます。
小樽に来たらぜひ寄ってみて欲しい。味も居心地も、絶対に損はしない場所だから。
↓ことさんもブログでろまん横丁を紹介しているので、こちらの記事も是非どうぞ!
【北海道小樽】おたる屋台村ろまん横丁。食べたい飲みたい物が全て揃う高品質な居酒屋フードコート
けーすけ(@saradaregend)から一言。
一泊二日、北海道のサク旅は最高ですよ!
最近は土日のお休みを使ってサクッと旅行に行っているのですが、このサクッといける旅行が最高に楽しい。
北海道も東京都からだと遠いイメージがありますが、実は飛行機で一時間程度で着くので、是非行ってみてほしいのです!