ミラーレスカメラは軽くて写りも良い。ひと昔前までは一眼レフとミラーレスカメラの間に大きな溝があったように思うのですが、昨今ミラーレスが性能をあげ、その溝が埋まりつつあります。
ただ、ミラーレスカメラには一眼レフにはない欠点がある。レンズを交換する時にセンサーがむき出しになってしまうところです。
センサーというのはカメラの命。カメラにとって最高に重要な部分で、傷をつけてしまうと問答無用で修理・交換。そんな大事なセンサーに、ミラーレスカメラではどうしてもゴミがついてしまう。
まずはメーカーに持ち込む
入ってしまったゴミをそのままにしておくと撮影時に黒い影が入ってしまうので、そのままにしておくわけにはいかない。掃除しなくては…!
掃除するのにまずはメーカーに持ち込むことをお勧めします。自分で掃除するとなったとき、万が一傷がついてしまったらと思うとめちゃくちゃ怖くないですか?特にα7系統のセンサーは少し柔らかく、傷つきやすいとのこと。
ゴミが入ったらまずは自分で掃除するのではなく、メーカーに持ち込むことを真っ先に考えることをおすすめします。僕も初めは持ち込みましたよ!
フルサイズセンサーをセルフクリーニングできるキットを購入しました。
ただ、旅行などでレンズ交換をしょっちゅうする関係で、1ヶ月に一回程度はゴミが入っている。ちゃんとブロアで吹いてからレンズ交換を行っても入ってしまうときはあるんですよね。どうにもならん。
そんなに毎回メーカーに持ち込むには時間もないため、自分でセルフクリーニングができる準備もしておこうと今回のキットを購入しました。
こちらが今回購入したセンサーのクリーニングキット。センサーをセルフクリーニングできるキットというのは何種類も発売されていますが、monographで紹介されていたこともあってこちらのFULL FRAME SENSOR CLEANING SWAB KITの購入に至りました。
Amazonでのレビュー評価が高いことも購入要因の一つでした。
さっと拭き取るだけ
キットの中には10本のスワブが入っています。キット自体は2,000円程度という価格なので、一回のセンサークリーニングあたり約200円。持ち込みだと1,000円程度かかるので、頻度が高いようならキットを使うほうが断然お得。
スワブの先端には細かいマイクロファイバーがあしらわれています。
何か清掃用の液が付いているのかと思っていたのですが、特にそんなことはない。単純にこのスワブで一度さらっと拭いたらそれで完了です。
清掃するセンサー面はこちら。よーーーーく見ると小さな汚れがついています。こいつをスワブで”撫でるように”掃除していきます。
センサーを傷つけないコツとしてはスワブ少し倒して拭き取るといいみたい。どうしても取れないゴミがある場合は、無理に取ろうとせずにちゃんとサービスステーションに持ち込んで清掃してもらいましょう。
レンズ表面なども優しく
今回購入したスワブはセンサークリーニング用ではありますが、レンズにも利用ができます。
特にフィルターを付ける前のレンズ面などは細かい埃が付きやすいので、スワブで優しくふき取るといい感じ。センサー清掃用ということで安心感がありますね。
メンテナンスって大事
できるだけレンズ交換をしなければ誇りなんか入らない。それはわかっているのですが、レンズが交換できるというのも一眼カメラの楽しみの一つだと思うんですよね。
なので、ある程度埃が入ってしまうことは割り切るしかない。どうやって埃をできるだけ入らないように注意するか、また入ってしまったときに清掃できる準備をしておくか。そういうのはもう少し自分の中でも意識して努めていかないとなと思います。
次の記事はサービスステーションでのクリーニング
自分でセンサーをクリーニングできるようにしておく準備も必要ですが、冒頭でも言った通り、サービスステーションに持って行くのが一番安全ではある。
僕は以前に一度サービスステーションにも持って行っているので、こちらの体験記もぜひみて行ってください!