カメラはどう始めればいい?始めたてのことさんに意見をもらってみた

カメラを始めて約3年くらい。いい写真がいつでも撮れるかといわれると全くそんなことはないですが、”いい写真が撮れる確率”というのは上がってきたな、と最近感じています。何より楽しめて撮影をできている自分をほめたい。できればこの気持ちはみんなにシェアしたいし、少しでも多くの人がこんな楽しさを知ってくれればうれしいなと思っています。

今回は「カメラ始めたいよ!」「カメラ始めたのでうまくなりたいよ!」という方のための記事を。最近カメラにハマり始めたことさんに話を聞きつつ、基本的なところの本当に初歩の部分を話していきたいと思います。

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カメラを始めて

今回は自分ひとりで語ってもなぁ…と思ったので、最近カメラにはまり始めたことさんにご意見をもらいながら進めていきます!ということでさっそくことさんに話を聞いていきましょう!

けーすけのアイコン

「時間もらって済まないね!早速なんだけど、カメラ始めてどのくらいだっけ?」

ことさんのアイコン

「後でチョコレートちょうだいね。カメラはね…今のカメラ買ってからは7カ月くらいかなぁ…でもグッとハマり始めたのはここ2,3カ月くらいな気がするなぁ」

けーすけのアイコン

「あれ、そうなんだ。はじめから結構やる気がっつりなのかと思ってたわ」

ことさんのアイコン

「うむぅ、たぶんね、始めたときは結構”なんとなく”の気持ちが多かったから身に入らなかったのかも?って感じ。ここ2,3カ月でブログをがっつり始めたってのもあるかな。」

けーすけのアイコン

「ほぇ!確かに最近ブログの写真もめっちゃキレイになってる気がするしね…!写真初めて特にこういうところが面白い!みたいなのってある?」

ことさんのアイコン

「そうだねぇ、写真を撮ることも面白いけど、Lightroomを知ってからより奥深さを感じてるかも。色温度とかの調節がめちゃくちゃ面白くて、ちょっと違った雰囲気に仕上げるのとかもいいなと思うね!あと、撮った写真をPCで写す時は一番感動する瞬間かも。こんなにきれいなんだ!って思ったね。」

カメラを始めるとぶち当たる、3つの基本用語

α6000の写真

カメラの面白さについて語っていただいた後で、カメラを初めて難しいと感じたところやわかりにくい部分について聞いてみた。

けーすけのアイコン

「カメラを初めてさ、なんか難しいと感じたところってある?」

ことさんのアイコン

「いや、めっちゃあるよ。今でもめちゃくちゃ難しいと思うもん!F値とか、ISO、シャッタースピードとかだってまだまだわからんしなぁ…」

けーすけのアイコン

「じゃあその辺をちょっと改めて復習してみるか!」

絞り値(F値)とは?

けーすけのアイコン

「絞り値(F値)ってどういうものかわかる?」

ことさんのアイコン

「なんとなくかな?F値を低くすれば写真が明るくなるし、ボケ感も強くなるってくらいかな?」

けーすけのアイコン

「ふむふむ。まぁそんな感じでいいと思う。俺もそんなくらいの認識しかないからねww ちょっとイラストにしてみたから見てみて欲しい!」

けーすけのアイコン

「絞り値(F値)は小さいほどレンズの絞りが開くんだよね。そうするとレンズ自体を通る光の量が多くなる。写真の明るさはさっき言ったシャッタースピードとかISOも関係あるから、その辺を同じ設定にしたまま絞り値だけを下げたら写真は明るくなるね!

ことさんのアイコン

「うんうん。でもこれがもう本当に百聞は一見にしかずっていうかやってみないとっていう感じで…」

けーすけのアイコン

「そうなんだよね…絞り値(F値)を下げたらどのくらい明るく撮影できて、どのくらいボケ感の出る写真になるかっていうのはカメラ本体の種類にも寄るから、この感覚は実際のカメラとレンズで撮影して慣れるしかないよね。」

シャッタースピードとは?

けーすけのアイコン

「じゃあ次はシャッタースピードかな?」

ことさんのアイコン

「シャッタースピードはなんとなくわかるかも!これについては私も記事にしてるからね!」

けーすけのアイコン

「あ、そかそか、たしかにそうだったね!まぁこれについてもちょっとイラストにしてみたから見てくださいな」

けーすけのアイコン

「シャッタースピードっていうのはシャッターが開いている時間のことなんだよね。シャッターが開いている時間が長ければその分カメラに受け取る光も大きくなるよね。」

ことさんのアイコン

「うん!…うん?あれ、そのイラスト通りにシャッターが開くとしたら、真ん中の部分だけ明るくなって、上下の端の部分は暗くなっちゃいそうじゃない?」

けーすけのアイコン

「あー、その辺はね、シャッターを2つ使ったりとか電気的な信号とかによってなんとかしているみたいなんだよね。実は俺もその辺の細かい機能まわりはあんまりわかってなくて…」

ことさんのアイコン

「まぁその辺はい深く考えなくてもいいかww ちなみに、シャッタースピードになんか基準とかないの?」

けーすけのアイコン

「一般的になんだけど、“1/レンズの焦点距離”ってのが手ブレしないシャッタースピードとか言われてるから、初めはそれを基準にするといいかもね。ただ、ここでいう”レンズの焦点距離”ってのはフルサイズカメラでのことらしいから、35mmの換算値で考えないとね。」

ことさんのアイコン

「あ、もう無理難しい」

けーすけのアイコン

「まぁ換算とかもいつかわかればいいって感じだと思うw 気になったらいつか検索してみて!」

 

ISOとは?

けーすけのアイコン

「最後はISOかな?」

ことさんのアイコン

「そろそろ頭パンパンだ…。ISOって上げたら明るく写るけど、ザラザラになるよね」

けーすけのアイコン

「もうでもね、本当にその通りくらいの認識でいいと思う。NIKONとかでは”ISO感度とはデジタルカメラが光をとらえる能力を表す値“という表現がされてるけど、自分としては”どのくらい光を増幅させるか”っていう感じで理解したほうがわかりやすいかなと思ってる。なんか無理に増幅させるとノイズ入りそうじゃん?(笑)」

ことさんのアイコン

「なるほど…まぁちょっと細かい話はいいから、どのくらいがちょうどいいのかとか知りたいわ。」

けーすけのアイコン

「まぁ確かにそうだよね。基準とかっていうのは自分がどこまでざらざらになるのを許せるかって話だけど、この辺はやっぱりカメラの性能によってかなり変わってくるんだよね。まぁでも一眼カメラなら~1600くらいまでは何とかノイズは気にならないんじゃないかな?

 

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初心者だから気になるあれこれ

ざっくりと基本用語について理解したらそれぞれを少しずついじりながら後は撮影するのみ…ではあるのですが、カメラを始めるにあたって躓いたあれこれについて聞いてみました。

なんの設定から始めたらいいの?

ことさんのアイコン

「F値とかわかるんだけどさ、カメラの撮影の設定とかどうすればいいの?絞り優先モードとかマニュアルとか、いろいろあるじゃん?」

けーすけのアイコン

「あぁ、確かにそうねぇ…個人的には絞り優先モードとかから始めるといいんじゃないかなっておもうけどね。」

ことさんのアイコン

「なんで?」

けーすけのアイコン

「あくまで自分の意見だけど、一眼カメラってボケ感が出るのが楽しいと思うんだよね。ボケ感って結局絞り値に(もちろんカメラ本体にも)依存するから、初めはそこだけいじってどのくらいボケると面白いのか理解するところから始めると楽しいんじゃないかなって思ってるね。」

ことさんのアイコン

「なるほど!確かにボケるとめっちゃきもちいいときあるもんね!」

AFの設定は?

ことさんのアイコン

「けーすけのカメラ見て、AFの範囲をワイドなやつじゃなくて中心部分のみにピントが合う形のやつにしてるんだけど、あれってなんでそうしてるの?」

けーすけのアイコン

「あぁ、あれね。ワイドだと俺はなんか使いにくいんだよね。例えばこの写真」

「これ例だから結構テキトーに撮ってるけど、この真ん中の物体にピントを合わせたいなって思ってこれ撮影してるのね。これがさ、AF範囲をワイドにしちゃうと」

「この手前のマグカップにピントを持ってかれちゃうんだよね。ワイドだとこんな感じで予想していないところにピントが持ってかれたりするからできる限りピントの観測エリアは小さいほうが俺はやりやすいね!」

カメラは本当、奥が深い。

この後もいろいろ話をしていたのですが、やっぱりカメラは奥が深い。F値とかISOについてはこの記事でもお話していますが、これらも使うカメラやレンズによって状況が変化するので、すべてを明確に語ることは難しいと思います。

それでもなんとか自分の経験を元に、自分の解釈ではありますが、もろもろを語ってみました。今回の記事が少しでもカメラを始めるという方の助けになればうれしいなと思っています。

けーすけ(@saradaregend)から一言。

けーすけ 話しすぎて疲れすぎてこの後二人してマッサージ屋さんへ

リクエストアドベントカレンダー

この記事は僕も参加しているブロガーコミュニティ「BLOGGERS TEA PARTY」内のリクエストアドベントカレンダーの企画で、前日の「COLA BLOG (コーラブログ)」のシュンスケさんからバトンをもらいました。お題は「カメラ初心者向けのイラストを含めた用語の解説」というえらく難しいもの。(ちょっとアレンジしてみましたが、いかがだったでしょうか?)

明日は「C-log」の霜月くんが記事を更新予定なので、是非チェックしてみてください。

リクエストアドベントカレンダーについての詳しい説明はこちら。

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