男も肌を気にする時代。

少し前までは"コスメ"と聞くと女性だけのものというイメージがありましたが、今では男性用のものも多く販売されています。特に気にすべきは洗顔料。

実は、男性の肌は女性の肌と比較して皮脂量が約3倍で水分量は約1/3なんだとか。つまり、一見べたついているのに肌の内部は乾燥してしまっているという状態です。

それゆえ、女性の使う洗顔料をそのまま真に受けて使うのは良いわけがないのです。男性には男性にあった洗顔料を選んで使うべきではないでしょうか。

ということで今回は、人気の洗顔料を全て使ってみて「これぞおすすめの洗顔料だ!」と思うものをランキング形式で紹介したいと思います。

メンズ用洗顔料の選び方について

洗顔料の選び方のイメージ画像

おすすめのメンズ洗顔料を紹介する前に、まずはおすすめのメンズ洗顔料の選んだポイント・考えるべきポイントについてご紹介したいと思います。

主に考えるのは下記の3つのポイントです。

  • 洗顔料の成分と肌の相性
  • 泡立ちの良さ
  • 価格(コストパフォーマンス)

それぞれどのように考えたかをご紹介してみます。

メンズ用洗顔料の選び方その1. 洗顔料の成分と肌の相性

本当に自分にあった洗顔料を選び出すためには、自分の肌がどんなタイプなのかをしっかりと理解し、それに応じた成分の洗顔料をいくつも試す必要があります。

いくら理論的には相性の良い成分でも、どうしても自分の肌には合わないという場合もあります。相性の良い洗顔料に出会う確率を増やすために、まずは自分の肌と相性の良い成分を調べてみましょう。

例えば乾燥肌・混合肌の方なら保湿成分を含んだ洗顔料を使ったり、脂性肌の方ならしっかりと汚れを落としてくれる洗顔料を選んだり。それぞれ相性の良いものを口コミなどを参考にしながら選ぶと、あたりを引く確率も高くなります。

メンズ用洗顔料の選び方その2. 泡立ちの良さ

最近はあまり見かけなくなりましたが、以前までは

「肌はゴシゴシ洗うのが一番!」

という男性の方も少なくありませんでした。もちろんこれは間違いで、肌へのダメージを防ぐためには直接手が触れることなく、泡の層で顔を洗うことが重要なポイントとなります。

つまり、薄い泡しかできない洗顔料よりも泡立ちの良い洗顔料の方が、肌にダメージを与えずにしっかりと汚れを落とすことができるということになります。

今回は、基本的には泡立ちの良いものだけを厳選してランキング形式でご紹介していますので、ご安心を。

メンズ用洗顔料の選び方その3. 価格・コストパフォーマンス

最後に考えるべきは価格・コストパフォーマンスについて。

一見同じ価格に見える商品でも、実は容量が極端に少なかったり一回で使う量が多く必要だったりと、長持ちの度合いは大きく関わってきます。月に2,000円だとしても一年で24,000円。決して安い金額ではないかと思います。

とはいえ、安いだけの洗顔料を使うのはアウト。かえって肌が荒れてしまうこともあります。

大事なのは自分でどこまで出せるかを考えること。肌の手入れに関しては洗顔だけではなくて化粧水・乳液までの総合的なケアも含めて考えなくてはなりませんので、その点を踏まえつつ、自分にベストな洗顔料をみつけてみてください。

メンズ洗顔料のおすすめ人気ランキングTop5

それでは本題である、メンズ洗顔料のおすすめ人気ランキングについてご紹介していこうと思います。おすすめ第一位から順番に紹介していきます。

第一位 バルクオム THE FACE WASH

メンズおすすめ洗顔料のバルクオム

おすすめしたいメンズ洗顔料第一位はバルクオムの洗顔料「THE FACE WASH」です。

最近は広告などでも目にする方が増えているバルクオム。若干胡散臭い印象もあったのですが、実際に使ってみると明らかに違いを感じます。

まずはその泡。付属の洗顔ネットで泡だてるとふわっとモチっとした泡が出来上がります。それをゆっくり顔の上で転がすように洗顔し、洗い流すと明らかに「汚れが取れた!」という感じがします。

洗い上がりはかなりさっぱりとしますが、風呂上がりも肌がつっぱらないのがびっくり。保湿成分配合とうたわれている洗顔料でもたいていはつっぱりを感じますが、バルクオムはそれを感じさせませんでした。さすが男性向けに作られているだけあります…!

お風呂から出たらしっかりと化粧水・乳液をつけて完了。洗顔から手入れまで全てをバルクオムで完結させることができます。公式で購入した場合、肌にあわなければ23日間は全額返金ができるのも嬉しいポイントです。

おすすめポイント
  • 次の日の朝、違いがはっきりわかる
  • 保湿力はもちろんだが、さっぱり感もある
  • 男性用に作られているという安心感
  • 公式で買うのが最安値(初回500円)
  • 注文から23日間は全額返金可能

公式で買うと500円から。僕もこれで買いました!

 

第二位 ORBIS ミスターフェイシャルクレンザー

メンズおすすめ洗顔料のオルビス

次におすすめしたいメンズ洗顔料がORBISのミスターフェイシャルクレンザーです。バルクオムと違い、こちらは見慣れたチューブタイプ。使い勝手もよく、泡立ちも良い洗顔料です。

使い心地は非常にオーソドックスながら、だからこそ誰にでも相性の良い洗顔料ではないでしょうか。肌の汚れはしっかりと落ちている感覚はあるのにつっぱらないところも好きなポイント。香りもほぼありません。

すっきり感についてはバルクオムに劣りますが、コストパフォーマンスは良いのでまず試してみるのはありかも。チューブが結構柔らかく、油断していると洗顔料を出し過ぎてしまうのでご注意を。

おすすめポイント
  • 風呂上がりも肌がつっぱらない
  • 香りも少なく、誰にでも合いそう
  • 価格も比較的優しい
  • 汚れがしっかり落ちる感覚がある

オーソドックスなのが良い!

第三位 どろ豆乳石鹸 どろあわわ

どろあわわのメイン画像

次におすすめしたい洗顔料が「どろ豆乳石鹸 どろあわわ」です。こちらはメンズ専用というわけではありませんが、使い心地や汚れの取れなどを鑑みると十分男性にも使える洗顔料だと思います。

泡はふわっという感じよりももちっとしたきめ細かい泡になるのが特徴。しっかりと肌に泡を乗せて顔を洗うことができます。洗い流した後に"保湿されている"と感じるのはこれが一番かも。

すっきり感というよりはうるおいを感じる洗顔料ですので、乾燥肌の方におすすめ。ただしお風呂から上がると肌につっぱりを感じることもありますので、そのあとのケアは十分にする必要がありそうです。

また、コストパフォーマンス面は少し難があるかも。人気ゆえだとは思いますが、安い金額ではないです。

おすすめポイント
  • もっちりとした弾力のある泡が特徴
  • 香りも少なく、誰にでも合いそう
  • 洗いあがりにうるおいを感じる
  • 乾燥肌の人にはかなり合いそう

乾燥肌の人にはとっても嬉しい!

第四位 スイサイ 洗顔パウダー

メンズおすすめ洗顔料のスイサイ

メンズ洗顔料のおすすめ第四位はスイサイの洗顔パウダー。今まで紹介したものとは違う「酵素洗顔」というジャンルの物です。

毛穴の汚れとなる皮脂や角栓、などはすべてタンパク質でできています。酵素にはタンパク質を分解する作用があるため、こちらの洗顔料で顔を洗うと毛穴の黒ずみを分解できるというわけ。

ただし、効果が強すぎるという面もあるため、使う頻度は2~3日に一回程度がおすすめ。

ただ、不要なタンパク質が蓄積するには時間もかかるので、毎日の使用ではなく自分のペースで続ける方がよいかもしれません。

第五位 スキンライフ

メンズおすすめ洗顔料のスキンライフ

ニキビが気になる男性にオススメしたい洗顔料がこのスキンライフ。プチプラの商品ながらそこそこクリーミーな泡ができ、洗い上がりもさっぱりとした良い洗顔料です。

主に中高生(ニキビができやすい年頃)あたりが対象となっているためか、香りはグレープフルーツの香り。この辺は好みが分かれるかもしれません。

めちゃくちゃ汚れが取れる!という実感はありませんが、自分自身の体験談として、ニキビができにくくなったということが言えるのでこの順位。

上位勢にはかないませんが、プチプラながら検討している洗顔料です。

メンズ洗顔料を効果的に使うポイント

いくら良い洗顔料を使ったとしても、使うタイミングや使い方を間違っていては正しい効果を得ることができません。洗顔料の効果を最大限に得るために、使い方をしっかりと覚えておいて損はないはずです。

洗顔は朝と夜の二回がおすすめ

洗顔をするタイミングは基本的に朝と夜の二回がおすすめです。

肌の皮脂が酸化し始めるのがだいたい6〜7時間と言われており、そのタイミングに合わせることを考えると朝と夜の二回になるのです。

「朝も洗顔料を使うの?」と聞かれることがたまにありますが、僕は朝も使います。肌にはどうしても水だけでは落ちてくれない汚れがあるためです。

ただ、もちろん汚れの取りすぎ・皮脂の取りすぎは肌荒れの原因になったりもするため、肌の調子が良くないと感じる時などは洗顔料を控えることもあります。

乾燥肌の方などは朝洗顔料を使うと逆効果になることもあるため、朝・昼二回の洗顔を基本としながら自分の肌に合った洗顔タイミングを見つけてみてください。

洗顔料はしっかりと泡立てること

男性の肌は女性の肌よりも皮脂が多いため、洗顔料を手につけてゴシゴシと洗う方も見かけます。もはやご察しのとおり、この方法は肌にとってはNG。

肌はこする(つまり刺激を与える)と肌を守っている皮下組織にまでダメージを与え、結果的に乾燥を招く場合もあります。また、取らなくてもよい皮脂まで剥がしてしまうため、肌を守ろうとして余計脂ギッシュな肌になってしまう場合も。

男性も女性も、洗顔の際はしっかりと洗顔ネットを使って洗顔料を泡立て、手と顔の間に泡の層が入り込むような形で洗顔するのがベストです。

肌トラブルを防ぐためにも、正しい使い方で洗顔料を使ってあげましょう!

メンズ用おすすめ洗顔料まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は実際に僕が使ったメンズ洗顔料の中で本当におすすめだと感じたものをピックアップしてみました。実際に使ってみると、洗い上がりの感じや風呂上がりの肌のつっぱり、泡立ちの度合いなど様々な違いを感じます。

実際に使ってみて、使った瞬間は良かったけど翌日にはニキビができてしまった…などの洗顔料だってありました。

肌質は人それぞれ。その肌に合う洗顔料だって人それぞれです。まずは気になるものをいくつか、1~2ヶ月程度使ってみて、自分の肌に合う合わないを確認した上でより自分の肌に合うものを探してみてください。

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